10月某日。リハへ向かう電車を待つときの一枚。人とスタジオに入るのは久しぶりの感じです。
この秋は嬉しいお誘いを2つほぼ同時に頂きました。
◆保育園でハロウィンライブ
SNS禁止というお触れだったのでこんな感じにしてます。メンバーまで隠さなくても良かったかもですが。
残像時代の澤田君からのお誘いで保育園のハロウィンパーティーでライブしてきました。この日のために結成したバンドでみんな仮装して演奏。(ぼくは囚人服です) 。子ども達に人気の曲をやったのでみんなすごい勢いで踊ってくれて感動しました。
そして、うちの子は親のライブを観るのは初めて。ステージ横まで来て間近で見てくれました。僕らの出番の前に中学生の吹奏楽団の演奏やダンスがあったのですが、喜んで踊ったり指揮の真似をしたり。そんな姿を見て、僕は人目を気にしつつ普通の表情保てなくなるくらい泣きました。
残像カフェで活動していたときから14年(単発の再結成ライブから9年ぶり)、簡易ドラムセットでしたが彼のグルーヴは健在で興奮しました。誘ってもらって嬉しかったし、コピーするのも楽しかったし、子ども達の前で演奏できて本当にいい経験をさせてもらえました。大感謝です。
◆明日ライブです!
そしてお誘い2つめは、明日!
ありがたいことに完売だそうですがこちらにサポート参加させて頂きます。.
2019.11.8(金)渋谷 La.mama
『第三惑星の一夜』Sorry,Sold Out
act:あがた森魚
special guest:ドレスコーズ
open/start 19:00/19:30 adv.¥4,000+D
2回ほどスタジオに入りリハしてきました。初顔合わせの組み合わせですが、それぞれあがたさんと演奏してきたミュージシャン達。どんなライブになるか楽しみです。
僕は昨年と同様エレキギターとコーラスで参加します。自分がメインボーカルでない楽曲でギターを弾くのは、自分のプレイヤーとしてのキャラクターを見つめ直したり、開発できたりするのでとてもわくわくします。同時に足りないものも分かったりして。勉強になりますね。明日楽しんできます!
◆自分はまだミュージシャンなのか?
汚いボードですみません苦笑
録音や編集作業はしていますがどうしても仕事に追われ、「自分はまだミュージシャンなのか?」とか「音楽がないと生きていけないんじゃなかったのか?」とか色々思う日もあります。
けれど寄せては返す波のごとく、何もないときに腕を磨き、引き出しを増やしておかないといざ声がかかったときにあたふたしてしまうというもの。そう考えれば“凪”のときにも不毛に拗ねないで済むというやつですね。
保育園ライブもそう、あがたさんのバンドもそう、自分の曲のときに使わないような引き出しも必要だし、それを上っ面でなく自分のものとして使っていかなければいけないので。力が試されます。かつ「自分らしさをどう活かしていくか」ということも同時にやらないと意味がないような気もして。
そんなことを考えながら、気づけばとてもわくわくしています。自分はやっぱり人と演奏することが好きだし、ライブが好きなんだと痛感しました。(そして機材のことを調べたり買ったりすることも好きだったことを思いだした!笑)
そんなわくわくした気持ちで、同時に人に求められ、喜んでもらえることで、自分がまさしく水を得た魚だなあと。音楽以外の仕事も忙しいけれどそんなことは関係なくて、それだけでもう自分はミュージシャンなんだと言っていいのかなと。今回そう思いました。
もちろん言うからにはもっと鳴らし、作り続けていかないといけないと思っています。そして演奏や作品をお金に変えていく努力も。
ひとまず明日のライブ、そして自分のレコーディングも引き続き頑張ります。そして自分のライブも再開したいなあという気持ちが日に日に高まっています。
Information
【release】
●現在新作をレコーディング中です。
別ブログ「大森元気の制作日誌」随時更新中。
●自主レーベル10周年&大森元気30代を総括するbest盤
『メランコリー OOMORIGENKI 2009-2018 BEST』 発売中
現在はライブ会場&通販にて購入可。→こちらから
【live】
決まり次第お知らせします。
音源が完成したらもう少し頻繁にやりたいなと思っています。
お誘いもお待ちしています!
【works】
現在全国公開中 映画「嵐電」(らんでん)
(監督=鈴木卓爾/主演=井浦新/音楽=あがた森魚)
あがた森魚によるエンディングテーマにコーラスで参加しています。