日々の残像VI〜音楽と暮らし〜

大森元気の新ブログ - since April 2019

僕のギターヒーロー達(後編)

f:id:zanzow:20190918123723j:plain

前編アップ後に少々追記しました(→伊勢正三氏のくだり)。僕のギター史に彼のエレキは必須です。

さて。というわけで今回は後編です。新しい方向性の模索。


はっぴいえんどの変化とシティ
前編でも書きましたが<歪んでいて、ブルース系の爆音ギター>がライブ時の僕の基本でしたが、音源は別物と考えていて、音を重ねるにあたり別のアプローチも常に探っていました。

はっぴいえんどは初期のラウドでサイケな感じが好きでしたが、後期やソロワークスもすぐに好きになっていきました。ストイックでファンキーな音楽へ。いわゆる「シティ」と形容される音楽的指向。キャラメルママ/ティンパンアレイの参加作品群やシュガーベイブなどもその流れで。

とは言えそのあたりの音楽は、リスナーとしては好きでしたが雰囲気でしかコピーできなかったですね(苦笑)。演奏の上手なフォロワーは周りにたくさんいたし、自分たちはそこじゃないなという気持ちもあったかな。いいとこ取りくらいでいいかなと(笑)。


Happy End - 抱きしめたい (Dakishimetai) LIVE!

初期の曲も新しい解釈で披露されたはっぴいえんどの解散ライブ。歪みが抑えられ、グルーヴが変貌したアレンジはとても新鮮。


南こうせつ氏のバックバンド(Dig it / Dr.K project)
以前の記事で書いたように、僕は小学生の頃から南こうせつ氏に熱中していました。

f:id:zanzow:20190918130327j:plain

70年代のこうせつ氏は、Gt-水谷公生、Ds-田中清司、Ba-武部秀明、Key-渋井博という名だたるスタジオミュージシャンによるバンド(“Dig it”と名乗っていた)を率いていました。「スタジオミュージシャンっぽさ」と「ドタバタのロックバンド感」が同居していて、ものすごくカッコいい。ライブ盤とか特に最高で、今でも繰り返し聴きます。(水谷氏はキャンディーズなど、田中-武部両氏のリズム隊は拓郎「live’73」でも聴けます。)

こうせつ氏をリアルタイムで追いかけるようになった90~00年代は、Dr.Kこと徳武弘文氏が率いる“Dr.K Project”がバックを担当するように。(バンド単体のときとこうせつバンドのときでメンバーに若干の違いがあるようです)。Dr.Kのギターは水谷さんとはまったく違うアプローチで斬新に聴こえました。当時中学生の僕はもっとコテコテで激しいギターのほうが好みでしたが、だんだんハマッていき、自分がバンドをやる頃には勝手に師匠と呼ぶほどになっていました(笑)。

いい動画がなかったので貼っていませんが、90年代~2000年代初頭のこうせつ氏のアルバム(ほぼ毎年発表)にすべて参加しています。こうせつ氏以外にも数々のミュージシャンに参加しているDr.Kですが、こうせつ氏の楽曲との相性は独特のものがあったように思います。曲を殺さず、かつ化けさせる。言わば化学変化だと思います。


◆徳武弘文あれこれ
そんな徳武氏。70年代から今日に至るまで、泉谷しげるブレッド&バタームーンライダーズ大瀧詠一吉田拓郎南こうせつ、近年の細野晴臣、そして自身のバンド「ラストショウ」やベンチャーズ関連のコラボ、数々のCM曲などでも活躍し続けています。

こちらは吉田拓郎氏の78年の音源から。徳武氏のストリングベンダー(後述)のプレイがカッコいい!


虹の魚


こちらはカントリー全開なアプローチで2011年のムーライダーズ参加時。ああカッコ良すぎる..。


【再アップ】 moonriders  髭と口紅とバルコニー 【Live.2011】

カントリーリックをポップなメロディーにはめ込んでいく。彼とすぐわかる音色とタッチ。カントリーなんだけどカントリーじゃない曲にも適応できるし、それがまた何というか曲をぐっとポップにすることができるんですよね。


残像カフェ時代のDr.Kオマージュ
ラウドに弾いていた残像カフェ時代でしたが、わりと初期から徳武氏のオマージュには挑戦していました。

2nd収録「さよならナンバー」、3rdの「3月のシーン」「OURLIFE」「やっぱりあえなかった」の4曲でDr.Kモデルのストリングベンダーに挑戦しました。 「ストリングベンダー」とは、ペダルスチールの効果を出せる装置のことで、これがテレキャスターに付いているDr.Kモデルが98年くらい?に発売され、それを運よく購入していたのです。僕が大学生のときでした。


残像カフェ - 3月のシーン

スライドでもチョーキングでもないニュアンスで音がぴよーんと上がっているのがベンダーの奏法。

Dr.Kテレキャスターは限定生産で、再発時にはベンダー無しになってしまいました。採算の問題もあったのかもしれませんが部品が生産終了だったようです。弾いている人はときどき見かけますが(鈴木慶一氏、白岩萬里氏、石本聡氏etc)中古市場でも見ることはなく。よくぞ買っておいてくれた!と当時の自分を褒めたいです(笑)

あのとき無理して買っていなかったら残像カフェも、その後の音楽的指向も、もしかしたら人生まで変わっていたかもしれません....と書くと大げさだけど、でも本当だよなあ。

※ちなみにDr.Kモデル以外にもベンダー付ギターは流通しているのですが少しタイプが違います。レバーを腰で動かすDr.Kモデルに対して、一般的なベンダーはストラップピン部分と連動になっており、当時の僕は演奏のアクション中に音程が変わってしまうという難点がありました。

f:id:zanzow:20190918122808j:plain

正規録音でベンダーを使ったのは前述の4曲だけでしたが、カントリー的な奏法や、オールディーズっぽいフレーズ、音色・トーンなど、徳武氏のギターのフレイバーはあちこちでオマージュしています。“花と路地”や、人のバンドで弾く時にも重宝しましたね。


コモンビルと同世代のカントリーロック
ギタリストであればみんな知っているDr.Kですが、同世代のバンドでこの感じを取り入れているバンドはほとんどなかったので、割とそれは積極的にやっていましたね。残像が評価されたのはもっと違う要素だったのでどこまで伝わっていたのかはわかりませんが、、。 


コモンビル Live Ⅱ 2001.1.11

ベンダー奏法を取り入れた「OURLIFE」という曲を残像で録音したときに反応してくれたのが尊敬する先輩、コモンビルの玉川さんでした。

当時独自のカントリーロックを強烈に鳴らしていたコモンビル。exヒップゲローの玉川さんと故・西山君(fr.初恋の嵐)によるダブルソングライター体勢の1stが特に好きでした。玉川さんの超絶カントリーギターと村中さんのペダルスチールの掛け合い、やばかったなあ。でも楽曲自体はキャッチーで、玉川さんと西山君2人のボーカルの対比もよくて。本当最高のバンドでした。

玉川さんは間違いなく僕のギターヒーローの1人でしたね。いつもニコニコしているのにいまだに緊張して話せません(笑) それから初恋の嵐も、西山君が急逝しなかったら多分もっと密に絡んでいたのではないかと思うのです。ていうかそうさせて欲しかったバンドでした。レーベルも一時同じだったし、編成も音楽性も共通点が多かったので。もっといろいろ話したいと思っていた矢先の急逝でした。


◆自分の新しいプレイスタイルの模索
さて、Dr.Kに話を戻すと、今自分が作っているアルバムでも行き詰ったときにヒントになったのがDr.Kのスタイルでした。今回はDr.Kに、エイモスギャレットを勝手な解釈で融合させてみたら?という恐れ多い挑戦をしてみています。


Maria Muldaur - Midnight At The Oasis

エイモスといえばこのギターソロ。こんなふうには弾けないし、狙えもしないけれど。あくまで雰囲気と気持ちだけ。


Amos Garrett "Sleepwalk" Japan Tour 2007

こちらのライブ映像はわりと近年で2007年。個人的に、動くエイモスを(画面越しだけど)観たのはこれが初めてで、衝撃でした。

モノノフルーツの稔くんとか、渡瀬くん(bjons、roppen、ex花と路地 etc)など、エイモスを彷彿とさせるギタリストが周りにいます。僕は全然そこまで追及できてないし、ライブで弾ける自信もないけれど、わずかでも自分のスタイルの一部に取り入れることができたら素敵だろうなあ。もっともっと練習しないといけませんね。。


◆出会う前と出会った後でまるで変わった高木克さんとの出会い
長くなりましたが、最後にもう一人だけ影響を与えてくれたギタリストを。

残像カフェからメンバーが抜けた2006年。僕1人になった時期にサポートしてもらった高木克さん(現 ソウルフラワーユニオン)。彼のギターは衝撃的でした。

僕の聴いてきた音楽とかぶる部分はそんなになかったのですが、それが逆に勉強になったし、弾きっぷりっていうのかな、コードを鳴らすときの潔さとスピード感。曖昧な音が1つもない感じ。硬い音なのに耳に痛くないトーンとか、本当にかっこよくて! 学ぶことだらけでした。


残像カフェ「めくるめく僕らの毎日」

高木さんと出会う前と出会った後では、自分のコード弾きのフォームや、弾くときの気持ちの乗せ方がまるで変わった気がします。ジャキーン!と弾ききる潔さ、かっこよさを知りました。全然比べ物にならないですけどね。


他にも、まわりの仲間達に教えられたことも多かったです。書き出したらきりがなかったのでやめときます。


というわけで、長々とお付き合いありがとうございました。
ライブのときは歌いながら弾くし、レコーディングを始めてしまうと“ギタリスト”というより“アレンジャー”っぽい気持ちになってしまうので、なかなか自分がギタリストだと自覚することは少ないのですが、書き連ねたようにこだわりはあるんですよね。それを形にすべくレベルアップしていきたいものです。

現状ギターで食っていくことは難しいけど、練習なんていくらでも出来るはずだし、探求し続けることは大事ですよね。そして他の人ではなく僕に需要があるようなプレイスタイルを持てるようになったらいいなあと思います(思ってるだけじゃダメですが!)。ギターの旅、続きます。とりあえず、新アルバム製作中なので、楽しみにしてもらいたいです!


information
【release】

●現在新作をレコーディング中です。
  別ブログ「大森元気の制作日誌」随時更新中。

●自主レーベル10周年&大森元気30代を総括するbest盤
  『メランコリー OOMORIGENKI 2009-2018 BEST』 発売中
現在はライブ会場&通販にて購入可。→こちらから
f:id:zanzow:20190911093422j:plain

【live】
決まり次第お知らせします。
音源が完成したらもう少し頻繁にやりたいなと思っています。
お誘いもお待ちしています!

【works】
現在全国公開中 映画嵐電」(らんでん)
(監督=鈴木卓爾/主演=井浦新/音楽=あがた森魚
あがた森魚によるエンディングテーマにコーラスで参加しています。




僕のギターヒーロー達(前編)

f:id:zanzow:20190913122328j:plain

別ブログ<制作日誌>のほうで「新しいギタースタイルの模索」みたいなことを書いたことがあるのですが、このブログでもギターのことを書いてみようかと思いまして。軽い気持ちで書き始めてみたのですが、自分のギターヒーローを総括するような記事になりました。

長くなったので前編・後編にわけて公開します。


◆ぼくのギターのルーツ

プレイスタイルというほど立派なものではないけれど、僕のエレキギターの基本形が形成されたのは22~3歳くらい、3ピースだった頃の“くるり”にハマったあたりでした。歌いながら弾き、歌の合間にリフやソロも弾く。最近はどうか分かりませんが当時ギターソロのとき暴れたり高速カニ歩きみたいな動きになったり、そういう岸田氏のアグレッシブなパフォーマンスには本当興奮したものです。

ギターだけでなくシャウトの仕方とか、バンドアンサンブルとか、詞や曲や、すべてにおいて影響大です。


くるり 街 Quruli Machi

この動画は4人編成になってからのものでギターソロも爆音ではないけど、やっぱり最高だなあ。ていうかこのサムネの岸田君、ちょっと僕に似てないですか?....すみませんこんなにイケメンじゃないです(苦笑)


◆10代の頃 エレキギターとの出会い
それより前に影響うけたのは、小学校から聴き始めたフォークのバックで聞こえるギターとか、高校になるとスピッツとかミスチルあたりの邦バンドあたり。もっとも高校2年までエレキは触ったことなくて(アコギは12歳から)、高2で友達からエレキを借りたのが最初となりました。


スピッツ / 涙がキラリ☆

高校のときコピバンでカバーしたこの曲。Aメロのアルペジオは頭から弾かずに最初に8分休符を入れる(ン・タララ~)とか、Bメロはコードで2発だけ鳴らすとか、歌モノの基本形をスピッツから学んだ気がしますね。

残像の曲は歪んだ音で低いところから入るギターソロが多いのだけど、それもスピッツの影響かもしれません。

大好きなビートルズは音楽的な影響はたくさん受けたけど、ギタースタイルというよりはアレンジ全体という感じでした。あとはエリック・クラプトンのライブ盤に合わせて延々とアドリブしたりするのが好きでしたね。(おかげで大学に入ってJAZZ研に入ったとき最初からアドリブできて楽しかったです)


◆もう1つのルーツ、伊勢正三氏の影響
それとフォークの延長で伊勢正三氏の影響は大きいです。彼はフォークの人という一般的なイメージがありますが、わりと早い時期(“風”中期以降)エレキをばりばり弾いていましてギターソロなどもギタリストと半々くらいに弾いています。


伊勢正三 LIVE

こちらは近年(声変わりしてから)の映像ですが、13’50”あたりでエレキに持ち替え、メドレー2曲目(16'20”~)ではガンガン弾いています。アウトロではソロバトルを披露。アドリブで自由に弾いていくスタイル、フレーズなどまんま僕のスタイルになっています。


◆20代前半音楽の旅
大学生になると、ジミ・ヘンドリックスや、引き続きクラプトン、そこから黒人のブルースに行きかけて引き返してきたり(笑)、そしてはっぴいえんど初期の鈴木茂氏などに影響を受けました。


12月の雨の日/はっぴいえんど

はっぴいえんどは相当ハマりましたね。「細野派?大瀧派?」みたいなことはよくファンの間で話題になりますが(ビートルズみたいですね)20代の頃は断然大瀧派でした。

はっぴいえんど=オシャレみたいな風潮がちょっとあって(今もあるのかな)そこに大いなる疑問を感じていました。初期だよ!ガレージサイケだよ!みたいな感じで。もちろん細野さんの魅力にも次第にはまっていくのですが。

ナイアガラ以前のワイルドでロックな大瀧氏のボーカル。そこに茂さんのファズギターが爆音で吠え、松本さんの無茶苦茶とも言えるドラムの連打が応酬する。細野さんも熱さと冷静さの両方を持ちながら太いベースを鳴らしている。後期を好きになるのは少し後で、当時はそんなはっぴいえんど前~中期のライブ音源の大ファンでした。


かくれんぼ Live~はっぴいえんど


あとはニールヤングのギターも大好きだったけど、難しくて自分のものにはならなかったですね。彼のギターは難しそうに聴こえないのにやろうとすると相当難しいのです。とは言え長尺アドリブで暴れまわるという点ではニールヤングや、同じく彼のフォロワーと思われるサニーデイサービスなんかも共通点があったのかなと思います。その二者とは実際よく比較されたりしました。


残像カフェのギタースタイル
並べてみるとなんとなく共通性があるような気がします。歪んでいて、ブルージーな泣きのギター。あとちょっとサイケな感じも好きでした(ゆらゆら帝国とか60年代のジャックスとか)。

残像カフェ時代、そして現在に至るまで、僕のギターは(特にライブは)そういう系統のブルース系の爆音ギターがひとつの型になっていきました。今でも当時の友人や先輩に会うと、そのことをまっ先に言ってくれる人が意外に多くて。僕のほうがびっくりすることも多いんです。


残像カフェ あかずの踏み切り

この動画は「再会&解散ライブ」より。上に貼ったはっぴいえんどの「かくれんぼ」の影響うけてたことに今気づきました笑 イントロ激似だ(笑)


ブルース一辺倒なスタイルは、若い頃は「おっさんみたいなギター」とギャップを面白がってもらえましたが、歳を重ねるうちに意外性はなくなるし、曲や人にもよりますが――悪い意味で「いなたく」なってしまう。僕は「しょっぱい」という言い方をしていますが。それと、音源では頭に描くアレンジもあって、音を重ねるにあたり別のアプローチがないかと探っていましたね。

そこではっぴいえんどが次第にシティ化してクリーントーンでファンキーになっていく感じや、南こうせつ氏のバックで見ていたDr.K(徳武弘文)氏の存在にヒントを見出すようになります。


後編につづく。(近日アップ予定)


information
【release】
●現在新作をレコーディング中です。
  別ブログ「大森元気の制作日誌」随時更新中。

●自主レーベル10周年&大森元気30代を総括するbest盤
  『メランコリー OOMORIGENKI 2009-2018 BEST』 発売中
現在はライブ会場&通販にて購入可。→こちらから
f:id:zanzow:20190911093422j:plain

【live】
決まり次第お知らせします。
音源が完成したらもう少し頻繁にやりたいなと思っています。
お誘いもお待ちしています!

【works】
現在全国公開中 映画嵐電」(らんでん)
(監督=鈴木卓爾/主演=井浦新/音楽=あがた森魚
あがた森魚によるエンディングテーマにコーラスで参加しています。

想う風景 ~北鎌倉 瓜が谷~

f:id:zanzow:20190910124836j:plain
関東直撃の台風15号、すごかったですね。亡くなった方や怪我をされた方、停電、断水、物損、あちこちの倒木...。

幸い僕のところは大きな被害もなく、翌日の掃除と電車移動が大変だったこと以外はほとんど変わらず日常を過ごせていますが、各地の被害がニュースから流れてきて何とも言えない気持ちです。


写真は以前のもの。
ここに写っているのは北鎌倉 瓜ヶ谷[うりがやつ]地区。(住所的には鎌倉市山ノ内)。今年2月まで毎日通っていた道。この町の風景は引っ越してからもいまだ心の中にあります。

今回の台風でまだ停電のところも多く、大好きだったこの道も倒木と崖崩れの危険から通行止めになっているそうです。

引っ越していなかったら今頃は...と思うととても他人事には思えません。ご近所さんや友人も心配です。一刻も早い復旧を祈っています。早くまた日常に戻れますように。


自然とともに地形や風景は変わっていくものだけど、また懐かしみながらこの道を通れたらいいな。そう思います。



◆旧ブログ「日々の残像IV~北鎌倉篇~」もよろしければどうぞ。
カテゴリ:
鎌倉・湘南の風景や寺社 カテゴリーの記事一覧

鎌倉・湘南のお店 カテゴリーの記事一覧


information
【release】
●現在新作をレコーディング中です。
  別ブログ「大森元気の制作日誌」随時更新中。

●自主レーベル10周年&大森元気30代を総括するベスト盤
  『メランコリー OOMORIGENKI 2009-2018 BEST』 発売中
現在はライブ会場&通販にて購入可。→こちらから
f:id:zanzow:20190911093422j:plain

【live】
決まり次第お知らせします。
音源が完成したらもう少し頻繁にやりたいなあと思っています。
お誘いもお待ちしています!

【works】
現在全国公開中 映画「嵐電」(らんでん)
(監督=鈴木卓爾/主演=井浦新/音楽=あがた森魚
あがた森魚によるエンディングテーマにコーラスで参加しています。

新緑の野音へ~きっかけと影響をもらい続けている人

f:id:zanzow:20190829080259j:plain
「音楽を語っていこう!」なんて意気込んでみたものの、ぜんぜん更新ができませんでした...。今回は5月の遡りに絡めて、僕の音楽的原点ともいえるアーティストの話。

◆日比谷野音と“GREEN PARADISE”
5/11。毎年恒例の南こうせつ@日比谷野音ライブを観に行きました。日比谷駅に着いて地下鉄の階段をのぼるときの、日比谷公園の緑が見えてわくわくする瞬間が本当に好きです。

緑あふれる野音で、5月の風に吹かれながら観るライブは本当に心地よいです。雨の回は本当に凍えますが...それもよい思い出となりますね。


様々なゲストも呼びながら開催されるこうせつ氏のこのイベントは、“GREEN PARADISE”というタイトルが付けられ、緑の大切さを訴えるというテーマで毎年行なわれています。(初期はみどりの日に行われ、近年は5月の土曜日に。) 1992年からなので今年で27回目です。

僕は1度だけ仕事で行けなかったのですが、それ以外は毎年行けています。初めて行ったときは僕は中学生(!)でした。今や40代に突入。いろんな年齢でその時期それぞれの楽しみ方があった気がします。

10代の頃は盛り上がる曲が多ければ多いほどいいみたいなところもありました。こうせつは暗い歌だけじゃないんだよ!みたいな感じで周りに訴えることも多かったですね。こうせつファンあるあるですが笑

20代は上京し様々な音楽に興味を持っていく中で、フォークに対しての反抗期?みたいな感じで普段はあまりフォーク聴かず、モードになれない時期がありました。それでもライブに行けば見事に感動してしまって「参ったなぁ..」という現象が何年か続きました。

バンドでデビューする頃になると、アレンジのことや、演奏のことにも耳がいくようになって、いろいろと勉強したり。
30歳前後にはいろんな悩みの中で歌詞が本当に沁みて。小さい頃から聴いていた曲なのに自分でもびっくりするくらい泣けてしまったり。

そして今41歳。あと何回楽しめるだろうか、こうせつ氏もファンのみんなにもいつまで会えるだろう、この貴重な時間を噛み締めたいという。そんな気持ちですねぇ。


このライブのために全国のファン達が集まるので、ライブの日は友人達との再会の日でもあります。近況を交換し合ったり、ライブ前には持ち寄ったギターで歌ったり、終わったあとは打ち上げもしたりして、そういう意味でもかけがえのない集いになっています。

それにしても27年。時の流れを実感するとともに、毎年欠かさずこんなイベントを続けているこうせつ氏や、事務所、そして追いかけるファン達も本当にすごいと思います。


◆シリーズ オールナイト フェスのはしり?! “サマーピクニック”
ちなみにGREEN PARADISEより前、こうせつ氏は別の恒例イベントを続けていました。1981~1990年の10年間「サマーピクニック」というイベントがそれ。(復活版として2014年と、今年2019年に単発でも開催)

これはゲスト多数という点ではGREEN PARADISEと同様ですが、東京ではなく九州で開催、しかもオールナイトで朝まで歌い続けるもの(復活版は除く)。 初期は山の中の特設会場で行われ、1回目などは集中豪雨と落雷で会場が水田状態となり、途中で中止となったそうです。そんな自然の脅威と素晴らしさを感じながらのオールナイトイベントは、現在のフジロックなどの自然型フェスに通ずるものかなと思います。

全国からファンが集い、熱烈なファンの中には仕事をやめ、何週間か前から近くでキャンプ生活をしていたグループもあったという...。僕は未体験でしたがファンのみんなにとっては青春とか、生きがいとか、そういうレベルだったのだと思います。


そんな一大イベントを毎年やりながら、並行して全国ツアーやフルアルバム制作、そしてテレビ出演もこなしていた1980年代のこうせつ氏。

【追記】別のイベントとして、80~90年代には広島ピースコンサートというイベントも続けていました。大友康平山本コータローらとともに、世代や音楽性を越えた多岐にわたるアーティストを呼び、その基金から原爆養護ホーム建設のための寄付金を捻出したり。

フォークブームが去り、新しい世代のミュージシャンが次々と現れる中で、そういう情熱と行動力――もちろん音楽的クオリティーは言わずもがな――があったからこそ、浮き沈みの激しいシーンで、ファンの心をがっつり掴み続けたのだと思います。


◆こうせつから学んだあらゆること
過去ブログやインタビュー等で何度も公言していますが、南こうせつ氏は僕の音楽の原点であり、音楽を始めたきっかけであり、現在も影響をもらい続けている人です。

パブリックイメージであるしっとりとしたフォークにとどまらず、ライブで盛り上がる楽しい曲やロック系の曲たち。いろいろな曲調があり、さまざまな音楽的要素にあふれている。

僕は、フォークや歌謡曲はもちろん、ロックも、ブルースも、カントリーも、アメリカンポップスやオールディーズも、ときにはマイナー調のレゲエも、ソウルの歌いまわしや、間奏をアドリブで回していくスタイルや、ライブの盛り上げ方や、あらゆることを彼と彼のバンドから学んで来たのでした。

そしてそれだけの要素があふれながら、最終的には「こうせつらしさ」をまったく失わないということも凄い。これは意外に簡単ではないことだよなと。「とりあえず取り入れてみました感」や「背伸び感」を感じず、自分らしさのままで様々な音楽が生きているのが本当に凄いと思うのです。

さらに、“半農・半ミュージシャン”のライフスタイルや、子どもや育児を題材にした楽曲など、自分がこの歳になって共感することも多いです。

小6でたまたま好きになったアーティストが、今もまだ自分にこれほどに影響を与え続けてくれているというのは驚きを隠せないです。小6の自分の目に狂いはなかった!(笑)。


◆当面の目標
それにしても70才だというのにこうせつ氏の歌声は40才くらいから全然変わっていない(風貌もですが)。音域も声量もキープし続けている。これは本当に凄すぎるなあ...。才能もあるだろうけど、日々努力をし続けている結果なのだと思います。

自分は日々の忙しさにかまけてどれだけ怠けているだろう..と反省します。今41歳、おそらく今後の音楽的・フィジカル面での分岐点が今なのだろうと気づいてはいて、焦りもします。


僕が残像カフェでデビューした頃、いくつかの幸運な縁がありました。
ラジオに出させてもらったり、再発版のCDに封入されるロングライナーノーツを執筆させていただいたり。

もっと頑張れていたら、そんな縁をさらに広げられたのかな。この野音ライブには毎年ゲストがたくさん出るから、一度くらいは呼んで頂けないか?...そんな夢も持っていました。もちろん諦めるのは早いけど、もっと一流の音楽家になれるよう努力しなければいけないし、今の活動ペースでは現実的ではないのかなあと冷静に考えれば思いますね。(...という言い訳とも言えますが)


でも、今作っているアルバムを完成させて、それをこうせつさんに聴いてもらいたいなという気持ちはあります。今回はそれほどフォークフォークしたアルバムではないけれど、それが当面の目標の1つですね。そのためにも良いものを作りたい。早く仕上げたいです。

そしてこうせつ氏にお会いしたときに言われた言葉、「とにかくライブが大事、たくさん歌うこと」。その言葉を胸に、いま減らしているライブをまた再開させたいなあとも。


information
【release】
●現在新作をレコーディング中です。
  別ブログ「大森元気の制作日誌」随時更新中。

●自主レーベル10周年&大森元気30代を総括するベスト盤
  『メランコリー OOMORIGENKI 2009-2018 BEST』 発売中
現在はライブ会場&通販にて購入可。→こちらから
f:id:zanzow:20190911093422j:plain

【live】
決まり次第お知らせします。
音源が完成したらもう少し頻繁にやりたいなあと思っています。
お誘いもお待ちしています!

【works】
現在全国公開中 映画「嵐電」(らんでん)
(監督=鈴木卓爾/主演=井浦新/音楽=あがた森魚
あがた森魚によるエンディングテーマにコーラスで参加しています。

音楽を語っていこう

f:id:zanzow:20190819193529j:plain

このブログと別に「制作日誌」も書いているので、音楽のことはどうしてもそちらに書いてしまいがちだけど、それってどうなのかなと最近思っていて。こっちのブログに書くことがほとんどなくなってしまうなぁというのがその理由。


鎌倉の平屋に住んでいたときはいろんな史跡やお店のことを書いたり、自然や季節を感じながら“暮らし”系のことを書いたり、そんなふうに更新していくうちに僕の音楽を知らなくても読んでくれている人がけっこう増えるというありがたい現象が起こったりしていました。(しかも更新終了した現在でも毎日一定のアクセスがあるという。さすが鎌倉...)

今は鎌倉ではなくなったし、マンション暮らしだし、そうなるとベランダのミニ菜園とか、どこどこへ出かけました的なことくらいしか書くことがなくなってしまって。

そんなの一体誰が読むのだろう?!と。
(菜園や育児や、もっと本格的なものが書けたらまた別の展開もあるのでしょうが...)



というわけで、もともとのスタンスに立ち返りまして、今後はこちらのブログにも音楽のこともどんどん書こうかなと思っています。

ブログ自体、音楽活動の一環で始めたわけだし、そもそも音楽のことは書かないなんて決めてないし。


「制作日誌」のほうは、引き続きレコーディングや曲作りの“記録”的なことを書きます。記録だけではつまらないのでときどきコラム的に語ることもありますが、そういう部分はこっちのブログにも載せてもいいし、その重複は気にせずしていこうと思っています。

こんな長い前置きが必要だったのかよくわかりませんが(苦笑)、もうちょっとブログを楽しんでもらえるように頑張っていこうかなと思っています。


頑張ると書いたけど、それはブログだけじゃなく音楽活動全般や、生活と音楽の在り方や。そこらへんを今また改めて見直したいというか。

そういうのが全部まとめて自分の魅力になればいいな。それがリスナー/オーディエンスを増やしていくヒントになるのかなぁなんて。最近はそんなことも思っています。

というわけで、ちょっと理屈っぽくなってしまったけれど。今後とも宜しくお願いします。特に今回は具体的な話題は無しですが。今日はこのへんで。

 
 information 

【live】
決まり次第お知らせします。音源が完成したらもう少し頻繁にやりたいなあと。(お誘いもお待ちしています!)

【release】
●現在新作をレコーディング中です。
  別ブログ「大森元気の制作日誌」随時更新中。

●自主レーベル10周年&大森元気30代を総括するBEST盤
  『メランコリー OOMORIGENKI 2009-2018 BEST』
  発売中。現在はライブ会場&通販にて購入可。→こちらから

鹿沼花火大会・千手山公園ほか (5月ふりかえり〜後編)

f:id:zanzow:20190731122500j:plain
今回は花火大会の記事ということで、季節柄リアルタイムの更新...と思いきや、5月の遡り記事になります。

鹿沼花火大会
僕の田舎である栃木県鹿沼市は5月に花火大会があるんですよね。市の花であるサツキの時期に合わせて、「さつき祭り」の一環として開催されるためです。

f:id:zanzow:20190731122617j:plain
高台から日光方面を望む。男体山(中央右)が夕日に映えます(実際はもっと大きく見えます)。地元の人は見慣れているので誰も見向きもしていませんでしたが、最高の夕映えでした。

f:id:zanzow:20190731122654j:plain
夕闇を待たず、花火が始まりました。
以前も旧ブログやインスタで紹介しましたが、会場で見るのも迫力満点ですが、こんなふうに坂になっている道でゆったりと楽しむ人も多いです。車は通行止めになっています。近くにコンビニや出店も出ています。 

f:id:zanzow:20190731122738j:plain
娘、二度目の花火大会です。去年はベビーカーで何もわかっていない感じでした。今年は把握してましたね。ただお腹がすいたらしく少しして帰りたいと言い出しました苦笑 

f:id:zanzow:20190731123423j:plain
関東の5月後半といえば、梅雨寒が始まる頃で結構肌寒いんですね。GWで一度初夏みたいな気候になったのが嘘のように気温が戻る。栃木は東京から近いけど1~2度寒かったりするし。

なので浴衣とか着ても震えてたりとか、普段着でも羽織るものがないと本当寒くて花火とかビールとかどころじゃない感じになったりします苦笑。 

ところが今年はGWが寒かった反動か、ちょうどいい具合に気温があがってくれました。やっぱり花火は暑い中で見るのが一番だなぁと、しみじみ。 

f:id:zanzow:20190731123745j:plain
娘の時間切れでまだ暗くなる前に帰宅です。でも親子3人で花火を楽しめてよかったです。

ちょうど一年前、去年の花火大会は旧ブログに書きました(↓)。
娘、ちっちゃいなー

kitakamadays.hatenablog.com



◆実家の近所を散歩するf:id:zanzow:20190731124057j:plain
時計を少し戻しまして、花火の前に実家の近所を散歩しました。
娘は花火に着ていく甚平をすでに着ています。頂いた生地で、妻のお母さんが手づくりしてくれたもの。

少し離れたこのあたりは小学生時代以来かも?(30年近い、、、)そんな道を娘と歩いている不思議さ。感慨深いです、、、。

※親は車道側に行かないダメですね、すみません、気をつけよう、、、

f:id:zanzow:20190731124505j:plain
あまり実家に帰っていない時期があったり、帰っても行くところは決まってたりするので、このへんも家の近くなのですが、高校ぶりとかに来ました。夕日がきれい。

f:id:zanzow:20190731123811j:plain
子どもってつまみが好きですよね。実家のオーディオに夢中です。

f:id:zanzow:20190731125228j:plain
ピアノも連弾しました。偶然めっちゃいいセッションできたりして盛り上がりました。


◆千手山公園、安喜亭

f:id:zanzow:20190731124249j:plain
2日目です。妻と娘、そして父。娘はじいじに懐いてます。

f:id:zanzow:20190731124357j:plain
毎度紹介してますが、安喜亭(あんきてい)。今回はワンタンメンを頼みました。やさしい味です。 

f:id:zanzow:20190731125836j:plain
こちらもお決まりコースですが千手山公園へ。(この写真は前回撮ったもの)

f:id:zanzow:20190731124545j:plain
普段から電車好きの娘はミニSLに夢中です。

f:id:zanzow:20190731124614j:plain
今回は3周も乗りました笑。鹿沼の街を見下ろせます。 

f:id:zanzow:20190731125101j:plain
次は車(その場で動くやつ)。8台くらいあったのですが、このパトカーだけに興味をもっていました。 

f:id:zanzow:20190731125927j:plain
今回は乗りませんでしたが、むかし新垣結衣さんが撮影で乗った観覧車もあります。(前回の写真)。サイズ感と色がかわいい。

こちらも旧ブログに書いています。鹿沼秋祭りのときでした ↓

kitakamadays.hatenablog.com

大人になると何気なく過ぎていってしまう日々ですが、娘ができると1年の大きさを痛感します。同じくらい自分たち夫婦や、自分達の親も歳をとるし、そんな日々を本当に大切にしなければと思いますね、、、。日々のせわしなさで忘れがちになるけれど。

新緑の季節と撮影と (5月ふり返り~前編)

f:id:zanzow:20190729122641j:plain
今回も遡り記事ですみません。

新緑の季節。引越しのバタバタが少しずつ落ち着き、たまりにたまっていた旧ブログをやっと更新し終えたので、ブログを移転することにしました(このブログがそうです)。

ブログ移転に伴い、新しいアー写・アイコン写真が必要だなと思い、妻・子とともに散歩がてら撮ってもらうことにしました。 

f:id:zanzow:20190729122334j:plain
少し大きめの公園へ。娘は草に興味津々です。 

f:id:zanzow:20190729122505j:plain
撮影を始めましたが抱っこをせがまれ...(笑)

f:id:zanzow:20190729124948j:plain
手を取られ...

f:id:zanzow:20190729125022j:plain
あっちへ行こうと引っ張られること何度も。撮影なかなか進みません苦笑

f:id:zanzow:20190729122719j:plain
なんとか撮り終えました。この写真と、冒頭の写真の2枚をトリミングしてアー写にしました。

笑ってる写真はけっこう珍しいかも(気持ち悪かったらすみません...)。でも今回は緑の中で笑ってるのがいいなと思っていたので、恥ずかしいですがこれでいこうと。

f:id:zanzow:20190729124714j:plain
町では5月の花があちこちで咲き乱れていました。これは何だっけ。名前とか似ているものの見分け方とかいろいろ覚えたいなあ。 

f:id:zanzow:20190729124454j:plain
ベランダ菜園ではミニトマトの花が咲きました。 

f:id:zanzow:20190729124404j:plain
数日後、実がなりだしました。楽しみです。

f:id:zanzow:20190729124518j:plain
GWの頃はすこし涼しい日が続きました。オクラの芽が青白過ぎて心配になっていましたが、このあと持ち直しほっとしました。

f:id:zanzow:20190729123043j:plain
近所の道ばたでは雑草がたくさん生えているところがあるのですが、この時期はコバンソウがたくさん。 

f:id:zanzow:20190729123321j:plain
これを娘が気に入ったらしく...

f:id:zanzow:20190729123902j:plain
エンドレスで実を取って渡してくれます。ちなみに前どこかで書きましたが実のことを「マメ」と言っています笑

f:id:zanzow:20190729124102j:plain
テントウムシもいました。ナナホシだから益虫ですね。 

f:id:zanzow:20190729124159j:plain
鎌倉を離れるとき自然に触れられなくならないかだけが心配でしたが、こうやって至るところに緑のある町なので、本当によかったです。娘には押し付けたくはないけれど、植物わりと好きそうで嬉しいなあ。 



GWの10連休は、レコーディングをいろいろとしていました。こちら別ブログ「大森元気の制作日誌」にレポ中です。興味のある方はどうぞ ↓

oomorigenkirecdays.hatenablog.com

ここのブログも音楽のことはもう少し書いていきたいと思いますが、また日を改めて。

f:id:zanzow:20190730125840j:plain
レコーディング中にオシャレぶって撮った写真(笑)