日々の残像VI〜音楽と暮らし〜

残像のブーケ/大森元気のブログ - since April 2019

TAMA映画祭「あふれる映画愛 井浦新特集(こはく/嵐電)」出演とひそかな夢のこと

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写真:『嵐電』公式Twitterより(お客さん撮影)

 

TAMA映画祭「あふれる映画愛 井浦新 特集」に参加してきました
去る12/1、10日間にわたり行われたTAMA映画祭最終日、パルテノン多摩にて催された「あふれる映画愛 井浦新特集」イベントに出演させて頂きました。

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多摩センター駅に着くとパルテノン多摩はまっすぐ突き当りでした。ど真ん中にキティがいます。サンリオピューロランドが左折してすぐにありました。 

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午前中は別のプログラムで、井浦新特集のイベントは午後からスタートしました。

前半は「こはく」の上映と横尾監督+井浦新さんのミニトークショー。「こはく」初見でしたがとてもいい映画でした。最後は会場みんな泣いていましたね。

【『こはく』公式サイト】
www.kohaku-movie.com

後半は「嵐電(らんでん)」上映、トークショ―(鈴木卓爾監督+井浦新さん+あがた森魚さん)、そして最後はあがた森魚によるミニライブとなりました。

僕はコーラスとギターでサポートさせて頂きました。卓爾監督、新さん、若手俳優3名(窪瀬環さん・村井崇記さん・川島千京さん)も舞台上でコーラス参加して頂きました!

ファンの方が差し入れして下さったという300本のサイリウムがホール会場で揺れる光景は忘れられません(公式twitterに写真あり)。あがたさんも客席に突入しそうな勢いでどんどんヒートアップ、お客さんも舞台上も全部を巻き込んで、熱を帯びた一体感が生まれました。 

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写真:頂き物です(許可済)。この時間は撮影OKでした。 

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終演後に行われたサイン会は長蛇の列。来場者のほとんどが並んでいたのではないでしょうか? 

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最後に出演者で記念撮影。このあとスタッフさんたちも入ってもらってみんなでわいわい撮りました。


◆夢のような人たちと歩くイルミネーション
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イベント終了し外へ出てみると駅までの道が見事なイルミネーション! 

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打ち上げへ。僕も参加させて頂きました。いろいろな話が聴けて興味深かったです。


◆ロングラン『嵐電』フィーバーは終わらない
嵐電』は5月の公開から半年以上。いまだに全国各地で上映が続いています。

今回は見事TAMA映画祭にて最優秀作品賞と、井浦新さんが最優秀男優賞を受賞。12月よりユジク阿佐ヶ谷、鶴岡まちなかキネマ(山形)で上映開始。また12/8函館港イルミナシオン映画祭、12/28~京都シネマ(再演)が決定しています。この波は年内には終わらなそうですね!

監督や俳優さん達もおっしゃっていましたが、よくわからないところがたくさんある不思議な作品。観た人がイマジネーションを膨らませ「作り続けていく」映画だということ。半年かけて嵐電が育ってきた、というようなこともおっしゃっていました。

だから何度観ても違う見方ができるし、新たな発見があるし、感じることも変わって行くのかも知れません。僕もまた劇場にも足を運べたらいいなぁなんて思っています。

【『嵐電』公式サイト】

www.randen-movie.com



◆映画についてのひそかな夢
映画は、僕は好きなんです。だけどあんまり観る時間が取れなくてそこまで詳しくはないのですが。(無理やりにでも観る時間を作れない時点で本当の好きとは言えないのでしょうけど...) でもいつも観たいと思っているし、観たときにはそのたびに映画本当に好きだなぁ、もっとたくさん観たいなぁと思うんです。

と同時にひそかな夢がありまして、これはすぐという話ではないけれど自分の楽曲(既発曲でも書き下ろしでも)世界観・ストーリーを膨らませて1本の映画を作れないかなと思っています。

以前2作品ほど映画の音楽をやらせて頂いたことがあります。そのときは映画に合わせて音楽を作りましたが、それも勿論またやっていきたいですし、自分の曲の世界観からストーリーを作るというのはなかなか面白いのでは?と思うのです。

そんなモードになっているので、ここ10年書いてきたような自分自分した歌よりも、残像カフェの頃に書いていたようなストーリー性のある歌を最近は作りたい気持ちが高まっていますね。今作っているアルバムもそんなモードを反映している雰囲気があります。

自分で監督や演出などは出来そうもないけれど、脚本(というか原作?)くらいは書いてみたいなと思っていて、まあいつになるか分かりませんがそんな夢です。でも映画とは言わないまでも、MVがストーリー仕立てになっているものとかなら頑張れば実現しそうですよね。映画挑戦への第一歩としてそういうものも作れたらいいなあ。


残像カフェ「あたらしい日々」

昔の曲持ち出してすみません。僕は脚本には関わっていませんが(イメージは伝えました)この線ですね、きっと。

音楽ばかりに明け暮れた20代や、仕事との両立でがんじがらめだった30代を経て、40代はもうちょっと自由度を高めて、音楽ももう少し軌道に乗せたいし、そんなMVや映画の夢なんかも楽しみながら追究出来たらと思っています。

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嵐電』への参加は、あがたさんがコーラスに誘ってくださって実現しました。本当に感謝してもしきれないです。そしてミニライブや舞台挨拶にも立たせていただいたり、打ち上げで一緒に飲んだり、いつもは接点のない映画の世界に触れることができてとても貴重な経験になりました。

打算的な意味でなく、この経験が未来に繋がっていけばいいなあと。あんまりグイグイいくのはやめておきましたが(でももうちょっと行けばよかったかなぁ...苦笑)、そんなわくわくしっぱなしの今回の映画祭でした。

嵐電』フィーバーはまだまだ続きます。皆さんの活躍もどんどん続きます。僕もこのわくわくを糧に、頑張ります。



      Information  ※こちらは大森元気の情報になります
【release】

●現在新作をレコーディング中です。
  別ブログ「大森元気の制作日誌」随時更新中。

●自主レーベル10周年&大森元気30代を総括するbest盤
  『メランコリー OOMORIGENKI 2009-2018 BEST』 発売中
現在はライブ会場&通販にて購入可。→こちらから
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【live】

ライブ決まり次第お知らせします。
音源が完成したらもう少し頻繁にやりたいなと思っています。
お誘いもお待ちしています!

【works】
現在全国公開中 映画嵐電」(らんでん)
(監督=鈴木卓爾/主演=井浦新/音楽=あがた森魚
主演の井浦新さんがTAMA CINEMA FORUM最優秀主演男優賞を受賞!
あがた森魚によるエンディングテーマにコーラスで参加しています。