仮歌RECとキー選定 - 日々の残像VI〜音楽と暮らし〜

今回も5月のSNS投稿を再構成した記事になります（今回で一旦終わりです）

リハスタにて仮歌録り

リハスタにて仮歌録り。いくつかの新曲の中からデモとして形になってきたものに仮歌を入れてきました。

自宅ですでに歌は入れてあったのですが全力では歌えないので。きちんと声を張って歌ってみないとわからないことも多いのです。

予想はしてましたが、キーを変えたほうがいい曲が1曲か2曲。逆に「こんなに気持ちよく歌える音域かぁ」という曲もあり。

打込みならキーを変えるのは一瞬だけど、歌やギター系はキーが変わるとそのつど録り直さないといけなくなるので早めにやっておきたかった作業でした。

キー選定の難しさ

キー選定は難しいですね。(カラオケで言うところの＃や♭ボタンと思ってください）

ロックやポップスでは基本的に、無理なく歌える中で一番高いところで設定するのが一般的だし自分の場合もそうです。これは高いほうが曲が明るく聴こえるし、歌い手も気持ちよく歌えるから。

ただしどこまでギリギリを攻めるかというジレンマはあります。ある程度声を張って歌うところに歌声の魅力はあって。そのさらに上には少々無理しないと出ないゾーンもある。このゾーンは喉のためにはやめたほうがいいけど、曲調により必要だったり、歌い手の個性として使うこともある。シャウトもロックの魅力だし。

あとこれはみんながそうかは分からないけれど、よく使うキーとあまり使わないキーがあります。演奏が難しくなるキーはなるべく使いたくないというのが僕の場合はあります。黒鍵多めのキーはあまり使いたくない。

例えばCだと低い、Dだと高い。その間にD♭というキーがあるけど、あんまり気が進まないんですね。鍵盤だと黒鍵が多くなるし、ギターならカポ付ければ簡単だけど慣れないポジションだとアドリブのときに混乱したり。

（でも鍵盤専門のプレイヤーは逆にそのほうが好きという人も多いみたい。自分はRECでしか鍵盤を弾かないのでその域に達していない）

さらに言うと、1曲の中で転調を数回する曲があって、そうするとどこに設定すると演奏しやすいのか？とまた悩みが増える、、。気持ちよく歌えるところにシンプルに決めればいいんですけどね。そんなこんなでキーを決めるのは本当に悩みます。

ファルセットの魅力もある

この日は短時間の予約だったので4曲だけ歌いました。そのうち1曲はキーを下げること確定。もう1曲は迷い中。

全然出る高さだけど、曲調的に頑張って出す感じにしたくなくて。なので普通に考えれば下げたほうがいいのだけど、オケの印象は高いほうが絶対良い。ならばあえて下げずにファルセット──というかミックスボイス的なニュアンス多めのままでいくのもありかもなぁ。

高いところで効果的にファルセットはよくあるけど、普通の高さであえてファルセットにするというのは（めちゃくちゃ静かな曲以外では）案外初めてのことかも知れないです。吉と出るかやり直したくなるか....。

ともあれだんだん形になってくるのはわくわくするものです。アルバム完成はまだ先ですが、先行配信するとしたらどの曲がいいかなぁなんてこともそろそろ考え始めています。（5月投稿時点）

自撮りはいつも真顔....

Information

【Live Schedule】
●9/8 (金) 大岡山GOODSTOCK TOKYO
クボッチモニー楽団 / 大森元気　ツーマン
>>残像のブーケ LIVEページ

【News / Release】
◆「白い夏2014 (2023リマスタver)」7/22配信リリース

各配信ストア

◆「残像のブーケ」1stアルバム 2023.4.12全国発売決定

2022年春にオンラインショップ・ライブ会場・配信のみでリリースした1stアルバムが遂に全国流通決定です！
〔CD〕
紙ジャケ仕様、歌詞＆セルフライナーノーツ付
全国主要レコード店および OURLIFE MUSIC WebShopにて購入可
〔配信〕
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