日々の残像VI〜音楽と暮らし〜

残像のブーケ/大森元気のブログ - since April 2019

パンと音楽とアンティーク2023 セルフレポ【写真多数】

パンと音楽とアンティーク 

早い時間からご来場くださった皆さま本当にありがとうございました。嬉しすぎました。ありがたい言葉たくさんもらいました。

いつもの人たち、久しぶりの人たち、今回をきっかけにこの名前で活動していることを知ってくれた人たち...。それぞれに会えて嬉しかったです。

パンと音楽とアンティーク今年も呼んで頂きました

というわけで11/18-19、オーヴァル京王閣で行なわれたフェス「パンと音楽とアンティーク2023」出演してきました(残像のブーケは2日目)。

本当に素晴らしいフェスで。大好きです。
たくさんのパン屋さん、飲食店、アンティーク店、ハンドメイド雑貨、そしてライブ。こんなに盛りだくさんなのにチケットが安くてお得だし、のんびりしたい人はのんびりもできる、ちょうどいいゆるさのある雰囲気が最高なんです。

去年から始まったこのフェス、幸運なことに2年連続で呼んでいただけました。去年は残像のブーケの名前での初ライブだったし、予想以上のたくさんの人たちに観てもらえて、ピースフルで温かくて夢のような時間を過ごさせてもらいました。メンバー達ともわいわと楽しく過ごして。本当にいい思い出なんです。

今年も呼んでもらえて本当に嬉しかった....。


去年の様子

去年は9月だったので残暑が厳しかったですが今年は11月の開催。寒いのかなーなんて思っていましたが、1日目は少し寒かったものの2日目の日中は暖かくて、日なたでは暑い時間帯もあったくらい。天気にも恵まれてよかったです。

この時期ということでイチョウが色づき始めて綺麗でした。


僕は嫌いじゃないんですけど会場が銀杏の香りに包まれてました。

リハーサル~大きな楽屋~開演

複数ステージ同時開催のフェス。去年も今年もORANGE STAGEと名付けられた野外の円形ステージに出演させて頂きました。

ほかのステージも素敵ですがここが個人的には最高に好きです。ゆったり観てもらえるし、歩いている人やお店に並んでいる人たちにも足を止めてもらえる。自由な雰囲気で、風を感じながら。最高の空間です。

開場前のORNAGE STAGE(撮影:木下正樹)

サウンドチェック時。日中は暖かったですがこのときはまだ寒そう。(写真:いただきもの)

普段は競輪場として使われている京王閣。楽屋は去年同様、有料観戦席の1フロアまるごと使用させていただき、メンバー一同あがりました。(写真:平松稜大)


楽屋トイレから撮影(笑)目の前が多摩川の河川敷

ライブスタート

今年は出番がトップで10:55から。

お客さんが集まってくれるか結構心配もしていたのですが、楽屋からステージに向かうとすでに去年と同じくらいのお客さんが着席してくれていて感激しました。演奏が進むにつれさらに増えていき。本当にありがたかったです。


本番の様子iphone動画よりキャプチャー)

 

セットリスト~懐かしい曲と新曲と

さて、残像のブーケのライブについて少し振り返らせてください。セットリストはこんな感じでした。

◉ 1.さよならナンバー
☆2.潮騒
☆ 3.汐風の吹く町
◉ 4.星祭り
■ 5.涙が出ちゃうよ
◉ 6.週末
◉...残像カフェの曲/☆...新曲/■...去年の1stAL収録曲


以下ライブ写真はすべてアダチヨウスケ撮影の動画からのキャプチャー画像です。

1曲目「さよならナンバー」残像カフェ時代の曲で、ちょうど20年前にリリースした曲です。弾き語りで1~2回くらいやったことはありましたが、バンドバージョンはリリースの頃以来かも知れません。(人気曲だったけど何故かやっていなかった)

原曲を大事にしつつも今回のメンバー各自で自由に味付けしてくれて。新曲のような、セッションのような。みんなの持ち味が出ていて新鮮な気持ちで演奏できました。

M2潮騒・M3「汐風の吹く町」は新曲。ともに前回ライブ(9月)以来二度目の披露です。というかそのときは弾き語りだったのでほとんど初披露みたいな気持ちでした。

弾き語りだった前回は全体のサウンドとかアレンジとか、そういう雰囲気のところまでは伝わらなかったと思うので今回ドラムレスではありましたが、6人編成で演奏できてよかったです。

あくまで自分の中ではなんですが、新曲はどの曲も新境地というか、ちょっと新しいモードで作っているんです。どんなふうに映ったのでしょうか。曲が終わったとき思った以上にたくさんの拍手をもらえたので嬉しかったです。

尚、前記事の通り「潮騒」はライブ2日前に配信リリースとなりました。また後日語らせてください。

各配信ストア

世界情勢と「星祭り」のこと

「星祭り」も20年以上前の曲で、頻繁にやる曲ではないんですが去年もこのフェスでやって、お褒めの言葉をたくさん頂いたのでやることにしました。

22年前、9.11の直後に書いた曲。(去年、開催が9/10~11だったことも演奏した理由のひとつでした)。

MCでも言いましたが、世界情勢、悲惨なニュースの数々、心を痛めながらも日本で平和ボケして暮らす自分やら嘘か本当かわからないテレビのニュース....。

そんなことを書いてみよう、でもあまり具体的な言葉でなくただのラブソングにしてみよう、そう思って書いたのがこの歌でした。

22年前は9.11やアフガン戦争のことを、去年はウクライナを、そして今年はガザのことを思い。もちろんそれらは続いているし、そのほかにもニュースにならないたくさんの紛争があります。忘れたり不勉強なこともたくさん。

そういう中で僕らは生きていて。この歌はただのラブソングにしておいてやっぱり良かったなあと思うんです。祈りのようにロマンチックに歌いながら、そういう色んなことを考えさせてくれる気がします。

ファンキーとフォーキーと~バンド感

アップテンポの曲、かつ昨年リリースの1stアルバムの収録曲を1曲くらい、ということで数曲迷いましたが「涙が出ちゃうよ」を選んで演奏しました。(昨年発売ですがもともとは昔作っていろんなメンバーとやってきた曲です)

ファンキーな曲なのでドラム無しで難易度高めかなと思いましたが、今回初参加の新里くんのカッティングとお洒落なフレーズたちが最高でした。

そんな彼のギターとマサキングのうねるベースに支えられながら、みんみん・平松くん・僕のウワモノ陣、そしてうちだあやこのシェーカーなどが絡み合ってご機嫌な演奏になりましたね。

ほぼ全編に散りばめられたコーラスもハートフルで最高でした!

そして最後はお馴染み「週末」
残像カフェ時代の曲ですが昨年から残像のブーケのアコースティック編成のときは毎回やってるので最近は残像のブーケの定番曲とも言えそうです。

いつものようにAメロを6人全員交代で歌ってもらいました(新里くんとマサキングは初)。サビは全員でハモって。

「週末になったら~」という歌詞も。ありがちだけど日々忙しく働いているとね、ぐっとくるものがありますね。(22年前の自分よありがとう)

オーディエンスのみんな、煽ってないのに(メンバー誰か促した?)手拍子も自然にしてくれてめちゃくちゃ嬉しかったです。いやぁ、最高だったぁ!

今回のメンバー、こちらでお送りしました。

Vo, AG:大森元気
Ba, Cho:木下正樹(ototogi, 夢見る港, ソフテロ等)
EG, Cho:新里陽平(Hourglass, 元あなあくやまい
AG, Cho:平松稜大(たけとんぼ)
Key, Cho:みんみん(henrytennis, Fryders, ソフテロ, ウエストムラーズ, ニエリエビタ他/卒業&休業予定含む)
Cho, Shaker:うちだあやこ(dodo, The Broken TV 等) 

小編成も好きだけどやっぱり大所帯は楽しいなぁ。そしてみんなでコーラスするのが本当に楽しい。それを再確認した今回でした。

 

ソロプロジェクトのメリットと寂しさ

初参加の新里くん(ギターに加えてほぼ全曲コーラスでも大活躍)もばっちり馴染んでいたし、全員の人柄やキャラクターのバランスも絶妙で──今回欠席のナカジ・スガタさん不在の寂しさも感じつつですが、このメンバーで演奏できて本当に楽しかったなあとしみじみ思いました。

リハーサルスタジオにて。
残像のブーケはソロプロジェクトなので、今後もその時々でスケジュール空いてる人に参加してもらうことになります。
その意味ではソロの強みではあるんだけど、逆に「この組み合わせは次いつになるか分からないよな」という一期一会感がすごくあって、楽しいけど寂しいというか。尊い感じや切なさもありますね。
次はいつになるか、どんなメンバーになるか分かりませんがこれからも出来る限りライブしていきますのでそのときはよろしくお願いします!

 

来年も出られたらいいなぁ...

というわけですっかり長くなりました。また来年も呼んでもらえたらなぁ、そしてまたこのステージで歌いたいなあと。

呼んでもらえるようにまた1年頑張っていきたいですね。どういう基準で声がかかるのかは分からないんですけどね。

こういうフェスって、毎年定番のアーティストも必要ですけど、年ごとにどんどん新しいメンツに変えていくというやり方もあると思うので。なので頑張っていても呼ばれないかも知れないし、頑張ってればまた呼んでもらえるかもしれないし分からないけど...。

まあとにかく精力的に活動して「また呼びたい!」と思ってもらえるように頑張っていきたいと思います!


終わりに近づくと文化祭の終わるときみたいな寂しさがありますね。今風に言うとちょっとエモい。

このフェスに出たことで新しく出会ったり、残像カフェ時代以来10何年ぶりに観てくれたり、これをきっかけに今も活動してるって知ってくれたり、、去年もそうで、それ以来その後も定期的にライブに足を運んでくれるようになってくれたりという嬉しい出会いや再会がありました。

冒頭にも書きましたが、今年もそういう人たちにたくさん出会うことができました。昔みたいに毎週のような頻度ではライブはしていないのですが、またやるときには観に来てもらえたら嬉しいです!決まったら告知しますね。

追伸

全曲か一部かは検討中ですが後日動画もアップ予定です。素敵すぎた当日の空気感を少しでも味わってもらえたらと思います。また公開したらお知らせします。

 

 

Information 


【Live Schedule】
パンと音楽とアンティーク2023 (11/18-19)
に出演決定!

2023.11.18-19 オーヴァル京王閣にて(2日目に出演します)。ヨーロッパアンティーク110店、パン屋さん50店、ハンドメイド出店100店、キッチンカー・飲食30店、アーティスト5ステージ・40組出演。出演者は順次発表予定。>>残像のブーケ Liveページ

【News / Release】

■Sg「潮騒」11/17 配信リリース

各配信ストア
構想中のアルバムから先行Sg配信リリースしました

■「白い夏2014 (2023リマスタver)」7/22配信リリース

各配信ストア
残像カフェ時代の人気曲を2014年にソロ名義で販売したものに手を加えて配信リリースしました

■「残像のブーケ」1stアルバム 2023.4.12全国発売
f:id:zanzow:20220315190107p:plain
2022年春にオンラインショップ・ライブ会場・配信のみでリリースした1stアルバムが遂に全国流通開始。
〔CD〕
 全国主要レコード店 および OURLIFE MUSIC WebShopにて購入可
〔配信〕
 各配信ストア一覧ページ→こちら

<全曲ダイジェスト>youtubeに公開中→こちら 
その他ティザー動画(×6)あり

■2022夏2か月連続デジタルリリース「ナツノユメ」

 配信ストア一覧
■2022夏2か月連続デジタルリリース「夏の星座」残像カフェ楽曲のリメイク)
 配信ストア一覧

【OtherWorks】
■楽曲提供
2021年11月発売、RISA COOPERこと岡田梨沙のソロアルバムに1曲楽曲提供しました→特設ページ / 全曲Teaser動画

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■コーラス他で参加
あがた森魚 2013年~2021年多数のアルバムにChoで参加しています。またライブも不定期でサポート参加中(Cho,AG,EG)

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■コーラスで参加
2019年公開よりロングランを続けている映画『嵐電』(らんでん)(監督:鈴木卓爾/主演:井浦新/音楽:あがた森魚)エンディング曲にコーラスで参加。DVDのほかサントラも発売中。

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■映画音楽
「アートにエールを!」出展作品佐島由昭作品「遠くの窓からこんにちは」音楽を担当。YOUTUBEにてご覧頂けます。(同監督とは過去2作品でも提供しています)