これは置物ですがお餅もたくさん食べてます
遅くなりましたが、2021年、新春のお慶び申し上げます。
◆初詣はご挨拶だけ
近所への初詣は時差推奨ということで夕方に行ってみましたが、よく考えたら去年も同じ時間帯に行って1時間近く並んだので当然のことながらすいているわけもなく。入口まで行って出直すことにしました。境内まで行けたのでご挨拶だけしました。近いうちまた来ようと思います。
◆去年の抱負と成果
去年の抱負は「違いのわかる男」でした(笑)。
ヤラセ?と少し疑っていたバラエティ番組「芸能人格付けチェック」(昨年元日放送)を見まして。60何連勝中のGackt氏のドキュメンタリーを本編前にやっていました。
彼の無敗記録は常日頃から計り知れない努力と、体調に影響受けるくらいのプレッシャーの中で勝ち取っているものであることを知りました。(そのドキュメンタリー自体がヤラセ?と疑い出したらキリがないのですが...)
それにまんまと影響を受けて決めた抱負でした。
それはたかがバラエティ番組で、きっかけの1つではありましたが自分自身に照らし合わせてみて、音楽も、音楽以外の様々なことも、もっと知識や、聴く耳・見る目を磨かないといけないなと反省したのでした。
去年1年間。すべてにおいてそれが出来たとは到底言い難いですが、ギターについては少しは掘り進められたのではないかなと。
後日ブログか日誌で書こうと思うので詳しくは割愛しますが、いろんな作品を今までにないほど集中して聴き、新しい聴き方をし、それと同時に自分のプレイスタイルも新しい方向へのヒントが得られました。
◆2021年の抱負〜その1
そこで、今年2021年の抱負は「深める」です。昨年の「違いのわかる男」から掘り進めたいなと。
集中して聴いたことで色んな発見があったし、自分の道も拓けたし、やり甲斐や楽しさも増しました。違いが分かったかどうかは別として(?)今年はもっと深めていきたいです。
あと去年はたまたまギターでしたが、それ以外のこと、たとえば歌う表現力だったり、作詞・作曲だったり、ほかにも知識を深めたい──いろんな音楽作品や、文学や歴史や科学や──それらのことについては現状維持の範囲を出ませんでしたが、まあ一度にいろんなことに集中できない性格なので難しいところではありますが、今年は意欲的になれたらなと思っています。
間違い探しみたいになってますが、このギターについては後日ブログに書きたいと思います。
◆2021の抱負〜その2
二つ目の抱負は...一言では表しにくいのですが、「オープンマインド」....というとちょっと胡散臭いかな、「壁を作らない、フラットになる、素直になる」そんなことです。
年を取ってくるとどうしても若者の言動や作り出す作品などに対して、いったん否定したり、身構えてしまったりということが増えると思います(僕だけでしょうか、同世代の皆さんどうですか?)
いったん壁を作ってから「これはいいぞ」と好きになっていくことは多々あるので、それはまあ良いのですが──昨年はヒゲダン、一昨年はあいみょんがそうでした。乃木坂46に夢中になったのもその1つ──、入ってくるいろんな情報に対して一度壁を作っていることは確か。
それって単に自分を守るため、もしくは腰が重い、頭が固い。そのどれかでしかなくて。良いことは1つもない。
毎年わがまま言って1人にさせてもらっているのでコロナ禍の今年は久しぶりに妻子と。妻のおせちも数年振りに食べました。おせち好きなんですよね。
僕らの世代は90年代に思春期を過ごしていて、乱暴に言えばアングラやサブカルの最後の時代。その世代特有の「売れ線、ベタでわかりやすいもの、素直に感動したりすることはカッコ悪い」「斜に構え、皮肉を言い、ひねくれているほどかっこいい」そんな雰囲気が多かれ少なかれ刷り込まれていて。
感動できるものに出会っても感動のリミッターをかけてるんですね。同時に、出会う以前に壁を作っている。そんなのは取り払って一旦は受け入れてみるということ。
もちろん取るに足らない作品もあるでしょう。表面だけのもの、安易なやっつけ...。でもそうではないものもちゃんとあるし、浮ついているように見えてこだわりや、エンターテイメントとしての美学や、予算とのジレンマの跡が隠れていることだってある。そういうものもあるし、とにかく新しいものに対して頭ごなしに否定してしまいがちな癖を治したいんですね。
まあTVドラマなんかは逆で、ほんとに涙腺緩すぎて何でも感動してしまいそれもどうかと思ってますが。厳しく批評・分析することは大事。それをせずしで拒絶するなということなんです。
そこから何かしら学ぶこともあるし、夢中になれるものにも出会えるし、そういう姿勢でいないと自分がどんどん頭の固い老人になっていってしまうので。
紅葉する前に落葉していったモミジの小鉢が今になって綺麗に色づいています。春の新芽ももうすぐかと。
◆2021年の抱負〜その3と4
あと、去年のおまけ的に書いた抱負で「優しくなりたい」というのがありましたがこれは家庭・友人・職場に限らず今年も継続したいです。余裕を持つこと、人の気持ちを考えること。
そしてこれも書き飽きるくらい書いていますが「健康」ですね。コロナもそうですし、たびたびブログに書いていますが毎年何人もの友人や知り合いが亡くなっていきます。
妻や子や親に迷惑をかけたくないし、もちろん自分でもまだまだやりたいことがある。音楽も、そして娘が成長したところを見届けたいので。そのためには健康でいたいなと、すごく当たり前すぎることを語っていますがそう思います。
毎年同じような写真ですみません...。沈丁花のつぼみが春の開花に向けて色づいてきました。
年始の挨拶記事としてはいつになく長くなりましたが...そんな気持ちで2021年の三が日を過ごしていました。
コロナは収束するどころか1波・2波よりも大きな3波が今猛威を振るっているところです。すぐは難しくともはやく収まってほしいものです。健康と、経済と、両立の難しさで政治も市民生活も混迷を極めていますが、なんとか、なんとか乗り越えたいものです...。気持ちだけは前向きにいたいところです。
◆◇information◇◆
大森元気(ex残像カフェ/花と路地)は「残像のブーケ」というソロプロジェクト名で2020年心機一転始動しました。
【News / Release】
◆アルバム先行 第2弾「boys&girls」期間限定デジタルリリース(12/24)
【Trailer】「boys & girls」1st Album先行 デジタルリリース第2弾
★各サブスクへのリンクこちら→https://linkco.re/1RvC7aMb
◆残像のブーケ初リリース曲 「ぼくの愛する暮らし」MⅤ公開中
・同曲コンピ参加 & サブスク解禁
※再生していただくだけでコロナ禍打撃店舗への支援収益となります
・Youtubeチャンネルにて、自宅で歌うセルフカバーシリーズ(不定期)更新中
【Live】
残像カフェ10年ぶり再集結終了。ありがとうございました。
残像のブーケおよびサポート参加ライブは決まり次第お知らせします
【OtherWorks】
・あがた森魚2020年アルバム『浦島2020』に2曲コーラスで参加
・あがた森魚2019年アルバム『観光おみやげ第三惑星』複数曲にコーラスで参加
・2019年公開より1年以上今なおロングランを続けている映画『嵐電』(らんでん)(監督:鈴木卓爾/主演:井浦新/音楽:あがた森魚)エンディング曲にコーラスで参加。DVDのほかサントラも発売中。
・「アートにエールを!」出展作品佐島由昭作品「遠くの窓からこんにちは」音楽を担当。YOUTUBEにてご覧頂けます。