
2025年2月ふり返り記事です。
2/1、早稲田RiNenさんにてライブ。競演はpocopenさん、Ryo Hamamoto氏&ガリバー鈴木氏のデュオ。企画は長年お世話になっているKaminariWorks 今関氏。個人的には実はRinNenさんは初めてでした。

開演前。赤いカーテンと木の床が映えます。
ライブの写真は山口コージー氏より提供(以下*印すべて)
ライブ3本、別々の編成で~デュオの魅力
近年の僕にしては珍しい、2ヶ月でライブが3本続いた時期。全部来てくれる人にも楽しんでもらえるようにと、3本すべて構成人数を変えてみようという試みをしていました。
・1本目(モナレコード)→バンド編成
・2本目(RiNen)→デュオ編成(+弾き語り)
・3本目(Barbara)→リズム隊なしの3人編成
という感じ。
エレキとのデュオはこれまでほとんどやってなくて。しかも新里君と一緒にやるのもまだ3回目なので色々新鮮でした。

リハスタ後の投稿より。
デュオ編成ってやっぱり特別なんだよね。弾き語りともバンドとも違う。自由度もありながら、お互い影響し合って化学反応も起こる。隙間も含めてグルーヴを作る。息づかいを感じながら演奏する。
(中略)
とにもかくにも楽しみです。バンドが進化していくように、やればやるほどどんどん変わっていく予感も感じつつ。なのでこの初回をぜひ観に来て欲しいです。
新里くんとの出会い
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新里君との出会いをちょっと振り返ってみると、2012年の対バンがきっかけですね。
当時「あなあくやまい」という、初期はっぴいえんどやジャックスみたいなバンドでギターを弾いていた彼。花と路地(僕のやっていたオルタナカントリーロックバンド)のメールアドレスに彼らから連絡をもらってイベントに呼んでもらいました。新里くんのギター、トーンを絞った今らしくない独特なトーンで。最高でしたね。
翌2013年には花と路地のレコ発として、彼ら(ダージリンと改名していた)と、それからブレイク前夜の「森は生きている」を誘って池袋オルグを酸欠超満員にしたのはよき思い出。
新里くんはその後仕事でセブ島に長期滞在。そこで地元のミュージシャン達と「Hourglass」というバンドを組み活動。そして2023年、来日公演(!)。そのライブがあまりに素晴らしくて。演奏や楽曲もだけどメンバーみんなから溢れ出るイノセンスな情熱や空気感、とにかく多幸感が凄くて。
そんなことがあって、彼が帰国した後、残像のブーケのライブに誘ったのでした。
共通項とオマージュ
そんな彼、僕と同郷(栃木)。それにとどまらず、昔から残像カフェを聴いてくれていたらしく、毎年夏になると「白い夏」のことをDEENと同列でSNSに書いてくれたり。
さらに残像の「あたらしい日々」のMVのロケ地──でもあり岩井俊二氏「花とアリス」のロケ地でもあるのですが──は彼の馴染みの場所だそうで(かつてピアノを習いに通っていたそうです)、なんとも凄い繋がり!
そんなことがあり、彼のhourglassの「Pacing Forward」という楽曲のMVは、残像と岩井俊二オマージュで同じ場所で撮影したのだそうです!すごい!
ちなみにこの山前駅はつい最近改装して新しくなったそうで、もう失われた風景になってしまいました。
前半は弾き語りでカバーあり・レア曲あり
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だいぶ前置きが長くなりましたが... 本題 RiNenでのライブレポです。(当時のSNSに書いたものを推敲しつつ転記します)
僕らは3組中トップに登場。前半3曲は大森1人で。
RiNen初出演&早稲田に来たの自体が2回目 ということで、近くにある地名つながりで六文銭の「面影橋から」をカバー。(吉田拓郎氏もカバーしてライブ盤に収録されている曲です)
もっとも、この歌は面影橋のほかにも大阪の地名や架空の地名も出てくるので厳密にはご当地ソングではないようですが。
「下北沢」はHamamotoさんのライブ中のMCでも褒めてもらって嬉しかった!
「冬空エレジー」はいつぶりかわからないくらいのレア曲でした。10年ではきかないくらい。Dメロ(っていうのかな)の部分は、音源ではファルセットで繊細に歌うのですがライブだと自ずと感極まるので声を張ってエモい感じで歌っています(好き嫌いはあるかもですが)。
この歌は自分では好きな曲だけどマニアックだと思っているのでなかなかやることはないのですが、ファンの方には高評価を頂けているし、ライブ後お褒めの言葉をもらって。感激と意外な驚きでした。
後半はデュオで
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後半、新里くんとは4曲やりました。記事前半でも転記しましたがデュオ編成って弾き語りでもなく、バンドとも違い、当たり前ですが何か独特ですね。
バンドにはない自由度がある、でも自由すぎると噛み合わない危険度も高い。ごまかしきかないし。そんな中でどこまで自在に遊べるか。
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彼とはデュオ編成としては初めて。一緒にやったの自体3回目だったのですが、手ごたえはすごくあったので回数を重ねていきたいですね。どんどん変わって行くと思うのでそれも楽しみです。
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そうそう、ノスタルジックな数曲のあと、最後は残像カフェ時代の「日なたにて」もやりました。リハスタに入る前はやる予定になかったのだけど試しにやってみたら良かったので。
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この曲はライブを観てくれている人にはご存知のとおり、バンドバージョンと弾き語りバージョンがあり、2バージョンは結構印象が違うのです。
で、それぞれ振り切ってこそ成立するようなところがあって。だから中途半端になるならやらないほうがいいと思っていて。「純度」みたいなのが薄まるなら意味がないというか。
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新里くんは付いて来てくれて。しかも僕はバンドバージョンに寄せるわけではなく弾き語りバージョン(テンポやテンションが自由に変わる)を死守したまま。その状態で2人で出来たのでやった意味があったかなと。エキサイティングでしたね。
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引くところ・爆発するところ、決めていた部分もあればその場のアドリブもあったのですが、新里くん、きちんと息を合わせてくれていました。そしてハモリまで完璧にやってくれて。燃えました。
楽しかったですねぇ。
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-セットリスト-
〈弾き語り〉
1.面影橋から (及川恒平/六文銭カバー)
2.下北沢
3.冬空エレジー
〈大森+新里陽平EG〉
4.汐風の吹く町
5.江ノ電・鎌倉高校前
6.ナツノユメ
7.日なたにて
◾️2025/2/1 早稲田RiNen
KAMINARI WORKS「東京のミュージック」
大森元気(&新里陽平) / pocopen / Ryo Hamamoto&ガリバー鈴木 (出演順)
DJ:生活と欲望(←KaminariWorks 今関さん)

ダイジェスト動画公開
1年3ヶ月も経っちゃいましたが動画公開!この日のライブを6分半のダイジェストにしてみました。
2組それぞれ素晴らしかったです~最後に集合写真を

集合写真は、みんみん+他より頂きました
CDで聴いていた(と伝えそびれた...)pocopenさん、ライブで拝見したのは初めてでしたが感動しましたねぇ。(思わずウイスキー1年半ぶりに解禁しちゃいました笑)
歌声のすばらしさ、独特の節回し、詞曲の良さ、カポを間違うお茶目さもまじえつつのギターの上手さ(僕の語彙が...伝えきれないのがもどかしい)
そして!こんな雰囲気のお人柄だったとは!腰が低くて、いいところを見つけるのがうまくて、それをきちんと発してくれて。
演奏と人柄とが繋がっていて、でも柔らかいだけではない、ちゃんと中心にどっしりとしたものを持っているような、そのバランスを含めてとても腑に落ちました。

トリはRyo Hamamoto&ガリバー鈴木両氏。Hamamotoさんとは20年くらい?ニアミスし続けてきたような気がしますね。昔競演してなかったっけ?と調べたくらいに。近年ではアナログフィッシュのサポートGtとして彼が参加していて、彼らとは再結成時の残像カフェと対バンはしましたが、ソロ同士でがっつり競演という意味ではやっと叶って嬉しかったです。(と書きつつ初めてではないような気がまだしている)
ストレートな要素とアンニュイなメロディーの乗せ方が不思議な混在の仕方をしていて僕には作れない歌だなぁと。洋楽っぽいというか (雑な言い方でごめんなさい!)。そして今さら言うことでもないかもだけど歌もギターもうまい!pocopenさん同様──勿論その方向は違うけれども── 人や志向がそのまま楽曲や演奏や佇まいに出ているなあと思いました。
ガリバー鈴木氏との息の合い方も目を見張るものがありました。僕らも今回デュオだったので勉強になりましたね。いやぁ〜プロの仕事だなぁと。

そうそう今回企画&DJの今関さん。00年代東京バンドマン界隈では有名な人ですが。僕がこれまでキーになったいろんな人とのいくつもの出会いが、ことごとく今関氏きっかけだったことを次から次へと思い出して。(2000年代初頭のGOODMANから始まり、紅布、月見ル、7th、グレープフルーツムーン....いつも、僕がどんな状況のときでも誘ってくれた、恩人ですね)。
終演後、観に来てくれた みんみん(写真もありがとう)や新里くんとそんな話をあれこれしてしみじみしてました。

いい組み合わせだったしたくさん学びや刺激をもらった夜になりました。

Information
【Live Schedule】
弾き語り決定!
■5/17(日・昼)西荻窪カネラ
棚木竜介/幸木野花/大森元気
1000円+D+投げ銭。昼公演、アンプラグドライブとなります
【News / Release】
■3曲入Sg「ユメノアト」8/1 リリース(配信)
■6曲入EP『君と歩いた夏』2024.8月リリース(CD/配信)
■「残像のブーケ」1stアルバム 2023.4.12全国発売
2022年春にオンラインショップ・ライブ会場・配信のみでリリースした1stアルバムが遂に全国流通開始。
〔CD〕
全国主要レコード店 および OURLIFE MUSIC WebShopにて購入可
〔配信〕
各配信ストア一覧ページ→こちら
<全曲ダイジェスト>youtubeに公開中→こちら
その他ティザー動画(×6)あり
【OtherWorks】
■楽曲提供
2021年11月発売、RISA COOPERこと岡田梨沙のソロアルバムに1曲楽曲提供しました→特設ページ / 全曲Teaser動画
■コーラス他で参加
あがた森魚 2013年~2021年多数のアルバムにChoで参加しています。またライブも不定期でサポート参加中(Cho,AG,EG)
■コーラスで参加
2019年公開よりロングランを続けている映画『嵐電』(らんでん)(監督:鈴木卓爾/主演:井浦新/音楽:あがた森魚)エンディング曲にコーラスで参加。DVDのほかサントラも発売中。
■映画音楽
「アートにエールを!」出展作品佐島由昭作品「遠くの窓からこんにちは」音楽を担当。YOUTUBEにてご覧頂けます。(同監督とは過去2作品でも提供しています。