日々の残像VI〜音楽と暮らし〜

残像のブーケ/大森元気のブログ - since April 2019

君と歩いた夏ツアーふり返り(9)神戸元町カフェドジェームでライブ〜三ノ宮のたくさんの思い出〜気になっていたカレー店サヴォイさん

ツアーからまる1年経ってしまいました...。シリーズその9です。

初回に書いたとおり自分にとって重要なツアーだったので、もう全然タイミングじゃないとわかっていつつ最後まで更新します。が、さすがにちょっと急がないとですね。(感傷にひたっているわけではなくむしろ今に手一杯なのでなかなか更新できていないのです....)

昼過ぎに徳島を出て、バスで神戸・三ノ宮に到着です。ライブはお隣の元町。一駅歩きます。

三ノ宮とバックビートとカトゥ―カフェ君

神戸、特に三ノ宮の街はときどき思い出したように(そしてやや大袈裟に)語ってしまう僕の思い出の街。

ほかの街に比べてお客さんが多いとか何か重要な思惑があってとかいうわけではないのだけど15~20年前くらい、特にソロでよく遠征していた時代には西日本のツアーの時は毎回行程に入れていました。


バックビートのあった場所。2019年撮影。

それは今はなき”バックビート”というライブハウス、その店長が僕をすごく気に入ってくれていて、「若手に大森さんのステージを見せたい、そして学んで欲しい!」と常々言ってくれていたそう。実際毎回いろんな若手SSWと組んでくれたり、客として観に来させたりということをしてくれていたのです。そんな熱意がまず大きいですね。(後述する焼鳥店とサウナが好きだったという要因も.....ちょっと、ある笑)


2007年撮影。文中では若手って書いたけど先輩や同世代ともよくやりました。

そんな若手のSSWの中に、もともと残像カフェを好きだったという”カトゥーカフェ”(という名前で活動していた加藤君)という青年がいて。僕のライブを観たことがきっかけでバンド解散後弾き語りを始めるようになったそうなのです。

またあるときは僕のステージを見て打ちのめされて、方向性とキャラを今に繋がる方向へと変えた、なんて以前言っていました。

三ノ宮に行くたびほぼ毎回競演し、打ち上げにもいつも付き合ってくれた彼。三ノ宮のシンガーソングライターシーンを底上げしようとシリーズイベントを企画したり、神戸らしく災害サバイバルや炊き出しイベントと連動させたり、司会などの仕事やバックビートのブッキングを担当したり、ずっと奮闘していたようです。


元町南京街

そんな彼が音楽活動をやめるときもまた、僕のライブを観て打ちのめされたというのがきっかけだったそうです (自分で書くとおこがましいですがそう話してくれました)。

僕のステージが終わり、それを観ていた店長と加藤君。店長から肩を叩かれ「加藤君、引退だね」と静かに言われたという。なんとドラマみたいな話!



加藤君はいまカレー店の店主として立派に活躍しています。

今回11年ぶりにツアーをすることになり、神戸はやはり日程に入れたくて。カレー店も忙しいとは思いつつ「どうかな?無理ならいいんだけど」という感じで連絡を取ってみると、、、なんと翌日にはカフェドジェームでのライブが決定していました。(!!) さすが過ぎて声が出ましたよ。


元町会場近く。伊勢正三ファンにとって「海岸通」と付いた名前はいちいち反応&興奮(笑)

 

カフェ・ド・ジェームさんでライブ

カフェドジェームさんは初めてでした。温かく迎えてくださいました。

店長、とてもユニークな方で、本番のMC中にどんどん話しかけてきたり。

カッコいいたたずまい。

開演前に。競演者も魅力的なメンツで早い段階で完売でした。感謝!

今回は加藤君はオープニングアクトとMCとして出演 (店長がドラム!)。

競演には加藤くんと繋がりのある、かつ、僕と合いそうなメンツを集めてくれて、これがまたみんな良くてね。ハロルド君、ヒダリの3人(昔調布の森のテラスで対バンしたことがあった)、今村モータース君。素晴らしかったですね。

ハードルどんどん高まってくなぁーと思いながらトリ、ステージに臨みました。

今回もあたたかいお客さんで、僕を知らない人も多かったと思われる中、体を揺らして乗ってくれたり、MCで笑ってくれたり、ほんとありがたかったです。

ちょっとエモくやりすぎたかなという場面もありましたが、やりすぎてダメなことって実はないんじゃないかなと思ったりもして、最近は振り切っています。

2024.8.12 神戸・元町 カフェ・ド・ジェーム
w/ハロルド/ヒダリ/今村モータース/O.A.&司会 かとうまさゆき

<公開サウンドチェック>
 4月のことば(1コーラス)

1.残像のブーケ
2.メランコリー
3.恋は終わってしまった
(「海岸通」伊勢正三 さわりだけ)
4.ナツノユメ
5.汐風の吹く町
6.日なたにて
En. 白い夏-Acoustic Ver-

11年ぶりとなった僕だけじゃなく、加藤くんと各アーティスト達もそれぞれ20年前からの付き合いだとか、そういうワードが何度も飛び交っていて。何かそういうテーマが根底にあったような会になりました。(かと言ってしみじみ懐古する雰囲気は全くなく)

 ♪ 旅するように転がって
 気づけば家族もできたよ
 みんな元気でいるのかな? 
 街は変わったけど

「残像のブーケ」という歌を毎回1曲目に歌ったのですが、自分の歌ながら、どの街に行ってもこの部分、歌詞が沁みます。

11年。たくさんツアーしていた頃からは15年とか経ってるのかな。家族ができたり、別れたり。仕事が変わったり。みんな色々経ての今日です。少年みたいな加藤くんもパパになり子連れで出演していました。

名店「炭玄」再訪

外観 撮り忘れたので2019年の写真

元町から三ノ宮へ移動。みんなと別れたあと、いつも行っていた焼き鳥専門店「炭玄」(すみげん)さんへ。僕のこと覚えてくれていて「変わりないですね!」と言ってくれて嬉しかった!

久しぶりの料理は絶品でした!

あの頃みんなで毎回打ち上げをして。でもあれ、たらふく食べて今の5倍くらい飲んで、それでも普通の飲み屋さん+αくらいの料金だったのはバックビート店長だいぶおごってくれてたんだよなーと。今あらためて感謝です。

クアハウスはおあずけ~三ノ宮を想う

バックビート→炭玄と行ったあとはいつも近くのスパ/サウナに泊まっていて勝手に”黄金トライアングル”と呼んでいたのですが、その3つめのピース、天然湧水サウナ「クアハウス」は建て替えのため今は休業。それを知ったのがツアーの前週だったので落胆しましたがまたいつか新装オープンしたら訪れたいと思います。

サウナなんてどこにでもあるし、ホテルのほうが快適だし、何でクアハウスばかりこだわってるのかなとも思うけど、何かその黄金トライアングルが自分の中で1つのお決まりのコースになっていて、温泉で旅の疲れもとれるしなんかそれを定期的にするのが好きだったんですね。

そのうちにツアーもしなくなり、バックビートも閉店して更地になり、いつのまにか遠くに輝く大事な思い出になっていたりします。

もちろんその思い出には、この町でお世話になった何人もの友人や恩人が含まれています。加藤くんありがとう。店長も、たくさんの若手のみんなも、この街で出会ったみんなありがとう。

いつも通り熱くなりました。

老舗カレー店「サヴォイ」さん

順番が逆になりましたが、ライブ前。三ノ宮でバスを降りて元町まで歩く途中でずっと気になっていた名店「サヴォイ」さん、やっと行けました。

サヴォイさんは三ノ宮センタープラザの中に入っています。この建物自体がまず味があってわくわくします。

30年以上の歴史のある老舗。2019年に人手不足で閉店の危機というニュースが流れたところまでの情報だったのですが、最近調べたら営業していることが判明。

三ノ宮にたびたび行っていた頃も一度も行ったことがなかったので訪れてみました。

カウンターだけの小さな店内。優しくて辛い、深みのあるカレーでした。写してませんがトッピングが4種類。福神漬け、らっきょう、にんじんのピクルス、キュウリのこれもピクルスかな。

トッピング自体は美味しかったけど、取り過ぎて最後のほうはカレーの味がわからなくなりました。自業自得です(笑)


SAVOY CURRY / サヴォイ・カレー
神戸市中央区三宮町1-9 三ノ宮センタープラザ東館B1
078-333-9457
平日 10:30-15:30 土日祝 10:30-19:00
web: https://www.jazz-voice.biz/savoy/savoy_1.html


ちなみに加藤君のカレー屋さんはこちら ↓

画像引用元:#本日のカレー 
アキバブギウギ|神戸カレー情報満載!兵庫カレー人気店ランキングも掲載中 - #本日のカレー

 

インタビュー記事も見つけました

tunaido.sihoutugi.com

アキバブギウギ
兵庫県神戸市西区秋葉台3-6-14
090-9716-3522
営業時間 11:00~16:00 
定休:土・日・月

 

三ノ宮のことやバックビートのことは過去ブログでも熱く語ってました。おんなじようなこと書いてますが。

■2019年(ライブではなかったけどバックビートがなくなったと聞いて旅の帰路に立ち寄った)
さよならバックビート~思い出の三ノ宮(青春18きっぷの旅3) - 日々の残像VI〜音楽と暮らし〜


■2013年(前回のツアー、これが最後の出演となりました。痛くも熱い文体(苦笑))

日々の残像IV: 三ノ宮、愛しいまち

 

読み返していて思い出したけど、そうだ3.11の夜もバックビートで歌っていたんだっけ。

 

さて語り過ぎたところで翌日は名古屋!ここもまたたくさんお世話になった町。楽しみです。

 

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