日々の残像VI〜音楽と暮らし〜

残像のブーケ/大森元気のブログ - since April 2019

思い出の「へび坂」(メレンゲ)をカバーする【動画シリーズ5月(2)】

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僕ら残像カフェメレンゲフジファブリックと同じシーンにいて3組合同でイベントをやったり、対談記事で特集されたりしたのは、彼らがメジャーシーンで活躍し始める前の時期、2001~2005年くらいの頃でしょうか。

過去の栄光と言われてしまえばそれまでですが、当時はよきライバルとして対等に切磋琢磨し合ったり情報交換したりしていました。

この「へび坂」は2006年のメジャー盤にも収録されていますが、そんなインディーズの頃、しかもまだアルバムも発売されていないような、出会ってすぐくらいのコンピに入っていた曲です。

聴いた瞬間から大好きな曲でした。キャッチーなのに切ないメロディーラインやコード進行。そして歌詞にもぐっと惹きこまれました。

へび坂。ちょっと奇妙な名前ですが実は僕の実家の近くにも同じ名前の坂がありました。(クボ君とは出身県が違うので同じ場所のことではないのですが)。ただでさえ好きなメロディーなのにこんな歌詞を書かれたら、もう自分の歌のように当時よく口ずさんでいましたね。

1度だけクボ君たちと合体バンドをやったことがありますが(残像とメレンゲで「ZANGUE(ザンゲ)」というふざけた名前でした)そのときも歌わせてもらったんじゃないかと。記憶が曖昧ですが、、、。

この歌に出てくるへび坂は、「君んちに繋がってる」けど、「上ってもまた下るだけの坂」。片想いで、しかも偶然を装って何度も通っていたのでは?と推測することができます。そして「恥ずかしいからもう二度と通らない」とも。

そんな思春期の甘酸っぱさに満ちたこの歌。20年近くぶりに思い出して歌ってみました。お互い40を超えた歳になりましたが、クボ君の楽曲は当時のみずみずしさがそのまま詰まっていて、切ない気持ちになりました。少しでもそのそよ風みたいな匂いを届けられたらと思って歌いました。

今回のカバーはメジャー版を参考にしていますが、個人的に聴きこんだインディー版もどこかにしまいこんでしまったので近いうち探してみようかなと思っています。

youtu.be

「へび坂」
Performed by 残像のブーケ(a.k.a.大森元気)
2021.5.10公開
written by クボケンジ
Original Release:
【indies release ver】
V.A.『midnight charm tape series 04』(2002)※
 V.A.『MINTY FRESH JAPAN COMPILATION VOL.3』(2002) ※...正確な情報調査中 【major releaase ver】
 Sg『カメレオン』(2006)  Ab『星の出来事』(2006)


◆弾き語り動画シリーズ(一覧ページ)はこちら

 

information 


大森元気(ex残像カフェ/花と路地)は「残像のブーケ」というソロプロジェクト名で2020年心機一転始動しました。

【News / Release】
◆20.12.24 アルバム先行 第2弾「boys&girls」期間限定デジタルリリース
・Trailer映像▶こちら
各サブスクへのリンクページ▶こちら

20.6.12 残像のブーケ初リリース曲「ぼくの愛する暮らし」参加コンピリリース
・MVつくりました▶ こちら
・各サブスクへのリンクページ▶こちら
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Youtubeチャンネルにて自宅で歌うセルフカバーシリーズ公開中。弾き語りシリーズ不定期更新中。

【Live】
20.8 残像カフェ10年ぶり再集結終了。ありがとうございました。
残像のブーケおよびサポート参加ライブは決まり次第お知らせします

【OtherWorks】
あがた森魚2020年アルバム『浦島2020』に2曲コーラスで参加

あがた森魚2019年アルバム『観光おみやげ第三惑星』複数曲にコーラスで参加
・2019年公開より1年以上今なおロングランを続けている映画『嵐電』(らんでん)(監督:鈴木卓爾/主演:井浦新/音楽:あがた森魚)エンディング曲にコーラスで参加。DVDのほかサントラも発売中。
・「アートにエールを!」出展作品佐島由昭作品「遠くの窓からこんにちは」音楽を担当。YOUTUBEにてご覧頂けます。