日々の残像VI〜音楽と暮らし〜

残像のブーケ/大森元気のブログ - since April 2019

乃木坂4期生1年間の歩みと今後の乃木坂46考

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画像:公式YOUTUBEチャンネル「4番目の光」より

今回は再び乃木坂ネタです。先週放送された「坂道テレビ」(90分放送)にて、乃木坂<4期生>のことが取り上げられていました。3グループ(乃木坂・櫻坂・日向坂)合同の番組の中でけっこう時間を割いて4期生の特集をしてもらっていて、4期推しとしては嬉しい限りでした。

と同時に4期生の活躍ぶりは僕が思っている以上に注視される事項で、乃木坂全体の今後を左右する大きなポイントになっているんじゃないか?とも思いました。


◆「I see...」1800万回再生を達成
そんな折、4期生楽曲である「I see...」のMV再生数が1800万回を超えたというニュースが飛び込んできました。(同じ盤に収録のシングル表題曲が1086万)

  • 3.18  MV公開〜ネットで話題に
  • 3.25  発売
  • 6.21 初披露(ABEMA TV「乃木坂46時間TV」)
  • 8. 4  初地上波(深夜帯テレビ東京「プレミアMelodiX!」)
  • 8.10 ゴールデン帯 初披露(CDTV ライブ!ライブ)
  • その後クリスマス・年越しでも披露

「I see...」が シングル「しあわせの保護色」のカップリングとして発売されたのは2020年3月25日(その1週間前 3/18にMV公開)。「SMAP感」「90年代感」などと乃木坂ファン以外にも話題になりました。SMAPファンの方々に変に反発されるのではなく概ね好意的に受け入れられたのが印象的でした。

それから約5か月。8/10に放送された「CDTVライブ!ライブ!」にて、選抜メンバー楽曲のあと、4期生のみでI see...が披露。地上波2度目、ゴールデン帯では初披露となりました。

mantan-web.jp

↑ネット記事にもなっていました

前曲(1~3期生で披露した「ジコチューで行こう!」)とメドレーだったため、イントロ部分は先輩たちも後ろで一緒に踊るという粋なパフォーマンスに。目頭を熱くした4期生ファンも多かったのではないでしょうか。


◆4期生だけでたびたび歌番組に出演するという快挙
この8月時点で4期生は加入から2年未満、選抜経験者はまだ3名のみの時期でした。そんな彼女たちの楽曲が、あろうことか白石麻衣卒業シングルの再生数を抜き、4期生のみで何度もテレビに出てしまうというのは、やはり快挙だと思います。


乃木坂46 『I see...』

楽曲自体の魅力や、既述のようにネットでバズったことも大きかったし、本来ショートサイズに差し替えられるMVがフルサイズのまま公開され続けたという恩恵も確かにありました(コロナによるライブ延期の対応と思われる)。

とは言え、4期生自体の魅力や勢いによるところも要因の1つだった、と言うのは言い過ぎでしょうか。そして運営側もそのことに意識的になり、その路線を押し進める方向に舵をとりつつあるように思います。

I see...はさらにクリスマス・年越しにも地上波で披露され、先週の坂道テレビでは「モンスター楽曲」と形容されるようになっていきます。


◆「I see...」センター賀喜遥香さんと「強がる蕾」
センターは賀喜遥香さん。(大阪生まれですが栃木育ちで、勝手に同郷の親近感を持っています)。

4期生の皆から頼りにされるしっかり者、少し低めの声はイケボと言われ、歌もMCもうまく、メンバーや芸人のモノマネをしたりイラストを描くのが得意だったりと才能豊かなものの、普段はがんがんアピールするキャラでなく、シチュエーションコント(アイドルでよくあるカメラに向かって告白する等)ではつい男役を演じてしまうなど女子っぽさを出すことも苦手な(ように見えていた)彼女が、センターでキラキラ踊る姿、その笑顔が非常に印象的です。

I see...の成長とともに賀喜さんのアイドル性もぐんぐん開発されていったようにも思います。


8th YEAR BIRTHDAY LIVE 特典映像予告編

賀喜さんと言えば1年前のバスラ(バースデーライブ)時にソロで歌った「強がる蕾」がLIVEブルーレイの特典になっていてそれが公式YOUTUBEに公開されています。

「強がる蕾」はかつて深川麻衣さんが卒業のときにソロで歌った曲。サイリウムの海を眼前に、たくさんの観客の前で1人歌うプレッシャーと、深川麻衣さんの残してきたものの大きさ、ファンの想いなどが押し寄せて前半は歌えなくなってしまいますが、後半持ち直して立派に歌いきる映像は「がんばれ!」と応援したくなります。

バンドマンの僕らからすると歌えなくなるということは封印したくなるような場面ですが、これがとても胸を打つ。これで推しに決めたという人のコメントも散見されるし、僕も感動していました。

最初は未完成でいい、成長を応援する。それはアイドルならではなところはあるけれど、バンド出身の僕には新鮮に映り、感動しながら冷静に勉強にもなりました。

【追記】蛇足もいいところですが先日僕も「強がる蕾」を弾き語りシリーズの中でカバーしています。よかったら見てみてください
残像のブーケ 弾き語りSERIES #9「強がる蕾」乃木坂46(深川麻衣ソロ曲)COVER (short size) - YouTube




◆乃木坂の活動の形の変化
4期生の躍進は、選抜/アンダーという2極的な分け方だけでなく、選抜に入れなくとも各期生が1つのグループのように活躍できることを証明したのだと、大げさかもしれませんが思います。

また、乃木坂には当初から期別のほかにも無数のユニットもあるし、選抜にあまり入らないが舞台やテレビ・ラジオなどで活躍するメンバーもたくさんいます。

乃木坂や坂道全体の活動の仕方が「“選抜”至上主義」でなく、多様性を持ってきていることは紛れもないことで、そのきっかけとは言わないまでも1つの現れがこの4期生の活躍ぶりなのかなとそんなことを思いました。(大げさだったらすみません)



◆4期生と新4期生
先日の坂道テレビに話を戻します。4期生コーナーで田村さん・賀喜さん・早川さんのトークコーナーがありました。そこで印象的だったのが「4期生」と後から入った「新4期生」5人の関係性のことでした。

・4期生(11名) ...2018年11月加入
・新4期生(5名)...2020年 2月加入

4期生に遅れること1年3か月後に新4期生は加入しました。(同じオーディションで合格していたため「5期生」でなく「新4期生」と呼ばれた)

11人だった頃の4期生は、活動が表立ってくると「雰囲気が1期生と似ているところがある」とか「4期生だけで1つのグループになれそう」などと高評価の声が散見されました。(もちろん異論はあるでしょうが)

4期生のみの番組「乃木坂どこへ?」(MCはさらば青春の光/台本なしでロケを行う)でも鍛えられるうちに各メンバーのキャラも確立していきました。

各々が魅力的でありつつ、全員集まったときのまとまりやパワーの強さ。“役者ぞろい”と言いたくなる。そこらへんが上記のような賛辞につながっているのかなと僕個人的にも思います。

また「I see...」を始め、「4番目の光」「図書室の君へ」「キスの手裏剣」など、与えられる楽曲も名曲ばかり。

そんな順調満帆の中、15か月遅れで5名が新加入することになりました。11人体制の空気感がすっかり完成しつつある時期だったのでファンも少し戸惑ったのかなと思います。

メンバー自身も危機感があったようで、12月に行われた4期生単独ライブ(16人体制で初の単独ライブ)直前に話し合いなどを重ねていたことが今回の番組で明らかになりました。


◆16人体制で初めての単独ライブ前に迎えていたピンチを乗り越えて
早川さん(4期生)曰く「11人が1年半で作ってきた考えとかを5人に伝えないといけないと思った」という発言。後に知りましたが新4期生5人はその時期「ピンチを迎えていた」というインタビュー記事もありました。

それで新4期+4期生の早川&賀喜さんの7人で話しをしたことや、4期11人だけでも何度も話し合ったりして必死に動いていたことが番組で明かされました。

同期だけど敬語で接してくる新4期生との距離を縮めること。それと同時に新4期に教えるときに「自分たちだって出来てないじゃん?」とならないようにもっと努力しないと!という決意もあったようです。結果「高め合えた」と。


◆4期生ライブで見せたまとまりと変貌
2020年12月の4期生ライブについては僕も 感想をブログに書きましたが、ライブの彼女たちは、持ち味であるフレッシュさはそのままに、狂気にも似た真剣な表情で何かが憑依したかのような場面も多々あって、気合いが伝わってきました。

新加入の5人も負けじとついて行っていたように思います。ピンチを迎えていた状況とは思えない、それを努力によって結果に変えた16人の姿がそこにありました。

そのライブあたりから「4期・新4期ではなく、16人で4期生と思えた」とか、「それまでの曲も最初から16人の曲だったように思えた」という発言がありました。

 


【LIVE】乃木坂46 4期生ライブ2020(for J-LODlive)
公式YouTubeのライブオープニング映像&Out of the blue披露の模様

仲が良く、先輩に可愛がられ、運にも恵まれているそんな4期生のイメージでしたが、自分たち主導で話し合いを重ね、切磋琢磨し、努力をしていたことが知れてとてもよかったです。

自分は地道な努力とか、ぶつかることを避けずに向き合うとか、そういうことが全般的に苦手な人間なので(苦笑)そういう人たちを見ると本当に尊敬するし、感動してしまうんですね。


◆新曲「Out of the blue」発売
2021年になり、1月にリリースされたシングル「僕は僕を好きになる」の選抜には、4期生から経験者3名(遠藤・賀喜・筒井)に加え、2名(田村・清宮)が初選抜入り。

またカップリングに収録された4期生曲Out of the blueは、「I see...」のディスコ感・SMAP感を引き継ぎつつも、少し大人な感じの楽曲となっており、可愛さだけでない彼女達の魅力を引き出しているように思います。

センターは早川聖来さん。抜群の演技力やキャラクターを持ちながらも選抜入りを果たせていない彼女。「本当の自分は最低で」「ねじ曲がってた性格」「まさかまさかの急展開」「人は誰も生まれ変われるんだ」という歌詞は、早川さんの当て書きではないとしても、ファンなら重ねてしまいたくなる内容に。

MVは旅館での枕投げ。壁を突き破り、クレーンゲームが火花を散らす!そんなインパクト満点の内容で、これも地上波の情報番組などで紹介されました。個人的にあざとさは求めていないのですが猫パンチダンスも話題のようです。


◆9th BIRTHDAY LIVE
先月2月23日には9回目となる乃木坂バースデーライブ開催。レポは他の方がたくさん書いているので割愛しますが、僕は生放送・リピート放送とも見ることができ、十分に楽しめました。 

www.google.co.jpナタリーさん記事

ここで1期生の齋藤飛鳥をして「いつまでもかわいいと言ってしまうけど、もう一人前だからこれからよろしく(大意)」的なエールが。

世代交代を図る乃木坂にあって、3期生とともに4期生の役割が増えてきていることをうかがわせました。



◆アフター配信 林瑠奈さんのトラウマについて
蛇足になりますが、 同ライブの終演後アフター配信では、期別チームに分かれ「乃木坂曲イントロクイズ」の企画がありました。

1期生チームと3期生チームのリードで最終問題を迎えるも、バラエティあるあるで最後だけ10000点の配点。そこで4期生のアンカーだった新4期生・林さんが一発大逆転し、歌の披露権を勝ち取った流れは神がかっていました。

これについては「空気読まない」というファンの声や、林さん自身も翌日「やっちゃった感」「トラウマになった」と振り返っていましたが、僕はガチの乃木坂ファン出身の彼女らしい、むしろ台本でもあったかのような大逆転劇だと評価したいです。忖度していたらつまらないものになっていたでしょう。

これについては1期生が揃ってフォロー入れていたのが印象的でしたね。

4期生勝利後スタンバイ中
秋元さん→「がんばれー」とエール
松村さん→「(ガチオタをアンカーにした4期生の)作戦勝ちかあ」
和田さん→「うちらは何も考えずに順番決めちゃった」と自虐で笑いをとり、

曲披露後
生田さん→「完全にお客さん(になってた)! 一緒に歌って楽しかった」と場を盛り上げていました。

こういうところが乃木坂の良さだし、1期生の手腕なんだと思いました。

こんなふうに新4期生の中でも林瑠奈さんは、アフター配信のみならず、前日の前夜祭や昨年6月の46時間テレビでも「乃木坂ガチオタ」のスタンスで乃木坂について熱く語ったり、白目を向いて自己紹介する一発芸や、ノギザカスキッツ(コント番組)でもキモさを前面に出して、喋れる&ぶっとんだキャラを確立しつつあります。

かと思えば4期生ライブでたった1人で生歌に挑戦したり、ルックスが浜辺美波さんに似ていると話題になったり、今後のポテンシャルが凄いことになっています。個人的には注目しています。


◆気になる次の展開は
ここからは完全に僕の妄想になりますが、ファンなら気になるのが、4期生で次に選抜に入るのは誰か? ということ。そして次あたり再び4期生からセンターが? ということ。

ファンサイトではあれこれ予想が飛び交っているので、にわかの僕なんかがあれこれ書いても信憑性はないかも知れませんが(笑)


◆次の楽曲とセンターは?
これまで4期生がシングル表題曲のセンターに選ばれたのは、「夜明けまで強がらなくていい」の遠藤さくらさんのみです。同期の賀喜さんと筒井さんが両脇を挟んで実質4期生3人センターのような体制でした。

今回最新シングルが先月(2月)に出ているので次のリリースは夏あたりでしょうか。となると元気な感じの曲になるのかな?と勝手に予想。

現在の世代交代の比重から3期生の線も堅いですが、I seeセンターの実績と、メディア露出状況、人気の面から賀喜さんが初センターいくのでは?と勝手に予想してみたり(応援してるので願望こみですが)。

楽曲もI see...やOut Of The Blueのような四つ打ちのダンスチューンになるのではないでしょうか? 4期生楽曲でいい流れが来ているので、それを期別曲で終わらせずに選抜曲に活かすのは当然の流れな気がしています。(逆に4期生曲については3回も同じ路線でいくとは思えず、次は別のテイストでいくのじゃないかと)

ただこれは誰も卒業者が出ない場合ですね。1期生については遅かれ早かれというところまで来てると思うので何とも言えないなぁ。


◆4期生から次に選抜入りするのは?
選抜入りについては、経験者5人+1名くらい? Out of〜で期生曲センターを務めた早川さんあたりは可能性大でしょうか。前述の爪痕残しまくってる林さんも可能性あり? 掛橋さん・金川さん・柴田さん等も入ってもおかしくないと思いますが定員的にどうかなという感じ? いずれにせよ楽しみに待ちたいと思います。

 * * * 

というわけですっかりオタ記事になってしまいました。もはやだれに向けてのブログか分かりませんが...。

でもビートルズのこともフォークのことも、旅も家族も植物日記も、いつでも夢中になっていることを書きたいと思っているので、またたまには書きたいと思っています。

僕の音楽を好きでいてくれる人と層はかぶっていないかも知れませんが、、もし興味もってくれたら嬉しいなという若干の期待もこめて。

もちろん逆もしかりで乃木オタの皆さんが僕の音楽に興味持ってくれたらそんなに嬉しいことはないです。

 

 

◆◇information◇◆
大森元気(ex残像カフェ/花と路地)は「残像のブーケ」というソロプロジェクト名で2020年心機一転始動しました。

【News / Release】
◆20.12.24 アルバム先行 第2弾「boys&girls」期間限定デジタルリリース
・Trailer映像▶こちら
各サブスクへのリンクページ▶こちら

20.6.12 残像のブーケ初リリース曲「ぼくの愛する暮らし」参加コンピリリース
・MVつくりました▶ こちら
・各サブスクへのリンクページ▶こちら
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Youtubeチャンネルにて自宅で歌うセルフカバーシリーズ公開中。弾き語りシリーズ不定期更新中。

【Live】
20.8 残像カフェ10年ぶり再集結終了。ありがとうございました。
残像のブーケおよびサポート参加ライブは決まり次第お知らせします

【OtherWorks】
あがた森魚2020年アルバム『浦島2020』に2曲コーラスで参加

あがた森魚2019年アルバム『観光おみやげ第三惑星』複数曲にコーラスで参加
・2019年公開より1年以上今なおロングランを続けている映画『嵐電』(らんでん)(監督:鈴木卓爾/主演:井浦新/音楽:あがた森魚)エンディング曲にコーラスで参加。DVDのほかサントラも発売中。
・「アートにエールを!」出展作品佐島由昭作品「遠くの窓からこんにちは」音楽を担当。YOUTUBEにてご覧頂けます。